だんだんきれいになるローライ

とりおたです。


いい感じに二連休になりましたが  

強烈な暑さに負けてくたばっています。

気がつくと半日 磨き続け





さびというかこびりついた汚れが強烈で、歴代最強のこびりつきでした。


レストアのプロは水を固く絞った布のみを用い、長い時間をかけて新品のように磨きあげると 物の本で読みました。


研磨剤のたぐいは 気をつけててもネジの隙間 貼り革の隙間 部品の間に入って行ってしまいます。カメラに一番負担をかけないのが やはり 布だけで磨く方法だそう。


なのでわたしも乾きかけのウェットティッシュ、アルコールを含まないもののみを使って やっております。


貼り革もカピカピに乾いていましたので、登山靴用のホホバオイルをぬりぬりしました。




ミンクオイルは 劣化した革には塗らないほうがいいと 物の本か 2ちゃんねるか 忘れましたが 読みました。





細かいパーツはまだまだ汚いのですが、全体的に 見違えるきれいさになりました。

頑張りすぎて 肘が腱鞘炎になる寸前まできてしまったので きょうはやらないことにしました。


シャッターはかろうじて動いているので そろそろフィルムを入れてなにか撮らなければ。

悔やまれる衝動買い その2

さびとりおたです。


サビサビのカメラが来たので普通ならガッカリするところ、お!どのくらいきれいにできるかな?と半分ワクワクするのが変態の証です。


家で待っているのが辛いので 郵便局なら局留め クロネコなら営業所留めにしてもらうことが多いです。今回はクロネコさん。


そして 受け取って帰ってきてしばらくしたら電話が。


あのー着払いだったんですけどー


あ!そうだった、ごめんなさい。
と、二回行く羽目になりました。


あわてて支払い済ませて 降って湧いたこの休日の火曜をどう使うか。


撮影にいくのか サビをとるのか。


で、サビ取りします。





いやこれ案外 このままのほうがアンティークでかっこいいのかも。


シャッターは、なんとか切れている感じです。スローはだめ。


クランクを回すときに 押し付けるように回すと大丈夫なのですが、その押し付けを弱くしちゃうと 巻き上げと同時にシャッターも開きます。過去多分10台ほどローライを買っていると思うのですが、この症状が出ているものがいくつかあった記憶があります。


あとは ピントを前に持ってくと巻き上げ可能だけど 無限遠だとダメというものもありました。中の詳しいことはわかりませんが。


一度フレックスをバラして パーにしたことがあるので 安易に開けることはしません。


修理やさんから聞いた話ですと、古いカメラはホイホイ一気にバラさないとのことです。ネジが錆びているかもしれないから 油を入れて時間をあけたりしながら 慎重に外してゆくとのことでした。


そんなわけで まず外側をきれいにしようかと。





こんな感じにレンズの周りのバヨネットがさびてます。レンズはめちゃ汚れていますが 拭いたらきれいになりました。


このきたないレンズのおかげで入札が低調だった模様です。


そしてこのバヨネットのサビが頑固なため、5時間近くかけてウェットティッシュ攻撃をかけましたが、7割くらいは取れたものの まだまだ綺麗とはいいがたいです。


型が無駄に新しく 絞り羽根は5枚で 円形絞りではありませんでしたが この世代のローライのデザインは なかなかバランスがよいように思います。





こんな感じに 金属部分はみんなさびてます。中も心配にはなりますが 開けてみたくなりますが そこは耐えて ゆっくり外だけ綺麗にしたいと思います。