田んぼ その4

とりおたです。
田んぼが、いよいよ実ってきて、稲穂が黄金色に輝く季節になりました。で、たまには、電線一切気にせず撮ってみようと考えました。あ、案外いつも気にしてなかったかも。




田んぼ



ジャンク品カビだらけのニッコールオート50mm F2です。若干色も黄ばんでくるかなという印象です。しかし、想像以上に遠景描写が優れています。これもちゃんと修理しないとなりません。





田んぼ



小学生のころ、給食のご飯粒を残したところ、友達に、ちゃんと食べろ!と怒られました。ご飯粒くらいいいじゃないのと口答えをしたところ、米、一粒、できるのに、一年かかっているんだよと言われました。子供ごころにも、その言葉はずしーっと残りまして、よっぽどのことがない限り残しません。今では。



残さないが明らかに度をこして、あるとき、半額見切りのカキフライを食したところ、明らかにいたんでいるのがわかりました。そこでしばらく考えたあと、アフリカに飢えた子供たちがいるのだから!と、気合いで全部食べました。そしたら、たいへんなことになり、仕事も一週間休み、生死の境をさまよう事態になってしまいました。アフリカの子供たちも救えたわけではなく、ただ痛かっただけでした。むなしい。



田んぼを眺めていますと、そんなことを思い出してしまいました。小学四年生でそんな素晴らしい考えをもっていたその友達は、いまどうしているかもわからないですが、とりおたはいまも感謝しているのです。

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