フォトラボ hibi


とりおたです。

インスタで ブロニカS2などを使い ゆるふわな美しい写真を撮っている方がいて とても 憧れました。

思い切って どこに現像出されてますかと 尋ねましたところ こちらを教えていただき うれしくなって 一本出しました。撮りきるのにひと月かかった一本です。




コダックのポートラ160です。風景用のフィルムではないと思いますが 柔らかく撮りたいので これを好んで使っています。高いので 一枚一枚 丁寧に撮ります。これは、ビーナスラインの中に、霧ヶ峰富士見台というところがあり、そこを 300ミリレンズで撮りました。ひらけた場所では広角レンズ、という気もしますが、ひらけた場所で望遠があると ちょうど撮りたいものが 撮りたい感じに撮れたりします。しかし300ミリとなると さすがに手持ちでは フィルムの無駄遣いとなってしまうので がっちりハスキー三脚に固定しました。




露出が適正より一段ほどアンダーだったそうで、そのせいで発色がよくないとのことでした。しかし、このくすんだ色合いは とても気に入りました。こんな風に撮りたいと思いながら何年も果たせなかった。




この光のやわらかさは、デジタルでは出せない世界ではないでしょうか。ひさしぶりに 写真やっていてよかったと思いました。




使ったカメラは ニコンF2。 せっかく整備に出したのに あまり活躍できないまま 2年経ってしまったのですが、ここへきて 頑張ってくれました。もう、ここも雪がだいぶとけてしまったと思いますが、新緑も素晴らしい場所ですから、まだまだ通います。




こちらは いっぺいさんに頂いた 重たいズームレンズ。ソリゴールと書いてあったため ミランダかな?と思ったら、なぜかのニコンマウント。Aiではありませんが、ニコンF2なら問題ありません。
繊細な写りと、ポートラの柔らかさが調和して いい感じの描写となっています。こういうレンズを発掘しているいっぺいさんはやはりすごい。




これを撮るためだけに高速道路に入った、諏訪湖サービスエリアの夜景です。この ちょっと前には 脱輪してJAFさんのお世話になっていたのだった。

とても美しく 仕上げてくださったフォトラボhibiさんに感謝です。さらにフィルムでがんばろうという気持ちが 新たになりました。

ビューティカメラも復活してきたので、春らしい写真を撮ってきます。



ミノルタα303si




とりおたです。気がついたらだいぶ更新がとまっていました。


なかなかいい天気にも恵まれず 出撃できない日々が続きました。例によって 大量ゲットしたカメラの中から 一台紹介したいと思います。


有名なα sweetの前身となるカメラのようです。だいぶ汚れていましたが ひたすらに磨いて ずいぶんきれいになりました。おそるおそる 電池を買ってきてみたら 絶好調に動きます。

α sweetもあるのですが、そちらは、ファインダーがまっ黄っ黄色になっています。なんでも、銀蒸着が腐食するのだそう。


そして、なんと。ケンコートキナーさんでこの時代のミノルタカメラを有償サポートしているのだそうです。なので、そのプリズムの腐食については 修理が可能かもしれないのだそうです。ただけっこう コストはかかるのではないかと。


この303siにも ファインダーが黄色くなる症状は出ていますが、ほんのわずかなので、まあ、まだ使えるであろうと。


山に登ると ヘロヘロに疲れはてる時があり そんなときは 単体露出計を出して あれやって これやって というのがつらくなるときもあります。


そんかときに この軽いカメラは きっといい仕事をしてくれるのではないかなと。最近は プラスチックのカメラも だんだんと気に入ってきています。


フィルムカメラを 今から始めてみよう!という方々に 案外こういうカメラは よいかもしれないです。健康な機体が減ってきているのは間違いないところですが、ちゃんと動けば たぶん すごい。


いいフィルムを入れて 本気で撮ってみようという気持ちになっています。軽いと フットワークがよくなって なにか違う風か流れるような気がして、今から楽しみです。