神明の花火2018 ソリゴール編

とりおたです。

ソリゴール?ってなんだろう。


その昔 レンズだけを作ってたメーカーのもので かなりのカメラ好きでなければ普通は知らない製品です。私も詳しいことはわからないのですが、たまたまニコンマウントのがあり インスタで仲良くなった巨匠いっぺいさんから頂いたものです。ちょっとだけカビはえてます。


75-260mmという けっこう広域なズーム。そして 繊細な柔らかい写りに驚き 大切な主力になったのですが フィルムでしか撮ったことがなかったです。Ai改造なるものは当然していないので ニコンマウントなのにニコンD610にはつけられません。


なので アダプターを介してEOS1D Mark2につけました。デジタルで撮るの初めてですが どんな写りをするでしょうか。



フォトラボ hibi



ソリゴールレンズで フィルムで撮った写真の過去記事です。


EOS1D Mark2に入ってるSDカードが、安物で、書き込み速度が遅いので 連写が続く花火の撮影では少し心配です。





繊細な柔らかさはデジタルでも同じでした。このレンズしまってないで もっと外に出して使わないと。今回100枚以上とった中で これが最高傑作だったように思います。これ一枚で報われた。





いつも長秒時ノイズ低減をオンにしていましたが、連写がきかなくなるためオフにしています。現像で露出をマイナスに向けていくと目立たなくなるので まあそれでいいかなと。プラスにするとひどいノイズになります。10年以上前のデジカメなので そのへんは今のものとは比較になりません。





このレンズは 派手な現代の花火より 伝統的な和火が似合うような気がしました。最近あまり上がりませんが。





へたくそなので大きな玉があがるとフレーミングできませんでした。かなり修行が必要と思いました。


場数踏めるほど花火撮影に行くチャンスってないのが残念。





新しいタイプの花火がたくさんあがりました。きっと近くでみたらもっと楽しめたと思います。しかし30周年の 気合い入ったアナウンスにより 例年より混むとの予想でしたので びびって山から見物です。





ソリゴールのこのレンズですが けっこうレアで探すとない。ないけど もしハードオフのジャンクカゴなんかにあれば500円くらいなのでは。そんな感じの有名でもなんでもないレンズではありますが、かっちりクッキリな写りの望遠が多いなか 解像線は細かいのに柔らかい雰囲気で写せるこのレンズはたいへん貴重なものです。アダプターさえ用意すれば EOSで簡単に使えます。

次は 神明の花火2018 ニコンD610編へと続きます。

神明の花火2018 ベリート編

とりおたです。

珍しく平日に休みをとれましたので ここは花火を撮っておきたい。


どのカメラで撮ろうか悩みます。


会場の近くで広角で撮りたい気持ちがありましたが 混雑する中三脚を使うと 誰かに怪我をさせてはたいへん。かなり悩んだ結果 遠くから気楽に望遠で撮ろうと。


今までの失敗をもとに カメラは3台持ってゆきました。


2年前に甘利山から撮ったときは 会場から遠すぎたため 大苦戦を強いられました。しかもブヨに何箇所も刺されて血だらけ。長袖長ズボンは基本だなと思いました。


で、も少し会場に近い 櫛形山であればいいかなと 来てみました。


数人 いてくれたおかげで 怖くなく最後まで撮ることができました。


おととし 韮崎の花火は フィルムで撮ったのですが 最後の方の一番いい花火が上がるときは フィルム使い切っていて がっかりだったので 今回はデジタルです。メモリーカードの要らない写真を消して 容量あげて準備しました。





ベリートは焦点距離240mmほどなので、APS-Cのカメラにつければかなりの望遠になります。それでもトリミングせざるを得ません。





ちょっとこれはトリミングしすぎて画質が残念。





街明かりが存在感を主張しすぎて花火が霞んでいます。ベリートは難しい。


あ、ベリートって何?という方がいらっしゃいますね。100年前のアメリカ製のソフトレンズで、普通の時も霧がかかったような写りをするレンズです。








虫があまりいなくて 虫除けスプレー使わずに 快適に撮影できました。

次は 神明の花火2018 ソリゴール編へと続きます。