肩の小屋からご来光

とりおたです。


星を撮り終えて また毛布にくるまり あまり眠気を感じなかったのに いつのまにか眠っていました。そして 4:30ごろでしょうか。電気がついて スマホも使えるようになっていた。



ちょっとこれはやばいなと思う寒さ。
あわてて 持っている服を全部着ました。

ご来光を時間を気にせず撮るため 朝ごはんは 無しにしていたのでした。カロリーメイトを1本だけ食べて またカメラと三脚を持って外へ出ます。





しばらく待つと こんな感じに光芒が現れました。





この微妙な青の時間。寒さもしばし忘れる感動。


そして 日の出を待ちます。





来ました。





ご来光を見ると なにかエネルギーもらえますね。8時間歩いた苦労も報われた。


朝 山頂に行き 八本歯の方を回って帰るという人が何人かいましたが わたしは このまままっすぐ下山することにしました。


無事に下りられるかな。一番心配な下り。


北岳で満天の星空

とりおたです。


三連休は月曜で終わりなので その月曜に泊まる人は比較的少なく 山小屋もそれなりに空いていて 毛布もいっぱい使える状態でしたが それでもかなり寒く なかなか寝つけません。


しかも眠気も飛んでしまい困った。でも体を休めなくちゃと 目を閉じて考え事をしていたら いつのまにか眠っていて 目が覚めたら0時。夜明けまではかなり間があります。


さてどうしたものか。星 出てるかな。
撮りに行っちゃおうか。でもみなさんすやすや眠ってる。起こしてはまずいなと悩むこと1時間。


そおっと 音出さないように行ってこよう。

ちなみに、いつも山小屋って いびきの大合唱で 先に寝付けないと危険。今回は比較的静かで いびき あまり聞こえなかったです。

「初等ヤクザの犯罪学入門」というめちゃくちゃ面白い本がありまして その本によると、足を置くときに息を吸い 足を抜く時に息を吐く そうすると ミシッって音が出にくいということでした。細心の注意でみなさんを起こさぬよう 外へ出ます。

あ、これ 浅田次郎さんの本です。


外に出たら ほんと 月もない夜で 満天の星空。

さて撮影開始。





感度を いろいろに変えて 露光時間も3秒〜40秒くらいをいろいろに試しました。気づかないうちにピントが狂っていたりして、失敗写真を量産しました。





こちらは、ソフトフィルターをかけたものです。星がにじんで大きく強調されるとのことで、星の撮り方の本を見てやってみました。もうすこし広角があれば、この上に輝いていた オリオン座を入れることができたのですが、残念です。


いっぺい師匠から譲り受けた出目金14mmは あまりに重かったため家に置いてきたのです。次回は、14mmだけを持ってくるのも ありかなと思いました。


現代のデジタルカメラは、高感度性能が良いので、肉眼で見えない星も大量に写ってしまいます。しかし、できるだけ その場の雰囲気をそのまま伝えたくおもっています。そうすると 私の場合はあまり極端に感度を上げないほうがよいようで、D610でも十分すぎる性能でした。


1時間ほど撮って まずまず満足したので小屋に引き上げました。