(Temporary Backup) 御座石鉱泉コースで地蔵岳へ

とりおたです。


いつも単独登山ですが今回はお友達と一緒。

二年前の 正月の三つ峠の夜登山以来です。

そんなに辛くないかなと思っていたらとんでもないまちがいで 始まりから急斜面。

これはてごわいぞと思いました。





今回はデジタル一眼レフは持たず、フィルムカメラのコダックレチナと、あとはiphoneだけです。旧型5sです。





霧がかかって 幻想的な道でした。山の日だというのに ほとんど人に出会わない。
なぜだろう。





なんと読むのでしょう。つばくろあたまやまかな?なぞ。

ここでお昼にしました。コンビニおにぎりです。

ここまで急登が続きましたが、ここからの道は平地になりました。楽なんですが標高が稼げてないということだから いいことでもないような。





苦しみつつ登ってゆき





こんな雰囲気の道をあるいて





鳳凰小屋到着。

時間は2時ごろでまだ余裕がありましたが、二人とももう疲れて動けませんでした。夕食までゴロゴロしました。

川で 汗まみれのTシャツを洗ってみたのですが、水がほんとに冷たく、凍傷になるのではというくらいでした。

で、待ちに待った夕食。






おかわりしまくってから 小屋のほど近くの 展望のきくところへ行きました。





富士山を撮りたかったですが ここから雲が成長し、日暮れまで粘りましたが一枚も撮れずに撤退です。


そして8時には眠りにつきました。
ところが友人は いびきの大合唱攻撃にあい ほぼ眠れなかった模様。

わたしはいびきも気づかないほど爆睡して2時に目覚めました。

完全に充電完了して もう上を目指して登れる感じ。

しかし 星が出てるならさっきの場所にも一度行ってみようかと。

夜中の登山道をヘッドランプを頼りに心細くあるいて到着。

雲海を従えた富士山がきれいに見えていました。フィルムカメラと三脚で、長時間露光を試みました。

まだ現像から帰ってきませんが、流れ星が写っている可能性があるので楽しみです。

眠れなかった友人は体力が回復しきらなかったため、私一人で地蔵岳山頂を目指して出発です。

急な登りのあと 道が砂地になり めり込んで埋まり なかなかの歩きにくさ。

まわりはどんどん明るくなってゆきます。山頂でご来光見るのは無理かなとあきらめて、砂地の土地で日の出を待ちました。





旧型iphoneはこれが限界です。もちろんレチナでも撮りましたのでそちらに期待します。

日の出を撮ったら ゆっくり登り 地蔵岳オベリスクの途中までは登りました。





ここから先は無理と思ったので、あとは写真を撮って下りようと。










再びきた道を戻り 山小屋で友人と合流。
下山を開始しました。






朝は天気が良かったのにまたガスがかかりました。幻想的な光景。










急な下り坂で どうしても足の裏が痛くなります。休み休み下りてゆきますが だんだんと痛みも耐え難くなっていきました。






ここでiphoneの電池も限界を迎え、あとはひたすら下るだけに。


鎖場のような大変なところはないのですが、傾斜がきつい道が長く続き 体力をけずられます。


休み休みで どうにかこうにか 駐車場までたどりつきました。

上りも下りも予想以上のつらさでした。


しかし、眺めのすばらしさも想像以上でした。もっと体を鍛えて再挑戦したいです。





神明の花火 2019 

とりおたです。


毎年 欠かさず これは撮りに行っているので なんとか今年も。


会場にはいけず 遠くの山から 望遠で撮ることにしました。


やわらかに花火を撮りたかったので、今回は ベリートレンズのみを使いました。


100年前のアメリカのソフトレンズです。


仕事が7時に終わり それから真っ直ぐ向かいましたが ついたらもう8時近くなっていました。しかたがない。

数人の方々がすでに三脚を立てて 撮っています。


私も すみっこに三脚を立てさせてもらい 撮り始めます。


あわてていたため、この日のために用意していた 黒いうちわを忘れました。

しかたない がんばって撮ろう。


神明の花火 wollensak verito


花火を撮っていると 一枚もいいのが撮れてないという気持ちにいつもなります。

でも 家に帰って パソコンで開くと びっくりすることがあります。

この写真も こんなに写っているとは思いませんでした。

ピクチャースタイルを ニュートラルにすると 若干煙は目立つのですが、花火の立体感や 風景全体の遠近感がよくわかります。


神明の花火 2019 wollensak verito


こんなふうに 明るい花火が連発して上がりますと、どうしても欲張って 全部入れたくなります。しかし それをやると まっしろけになってしまいます。

古すぎるレンズなので 適合するフィルターも手に入らず、明るさを調整するためには
絞りを使うしかありません。しかし 絞れば絞るほど ソフトレンズのソフト加減が少なくなって 普通の写りになってしまいます。悩むところです。

感度をもっと下げられればよいのですが、私のカメラは感度100が限界です。


神明の花火2019 wollensak verito


例年は ブヨなどの虫に刺されるので 暑くても長ズボンをはいて行きました。

ちゃんと撮れているのかもわからないまま 連射し続けます。


神明の花火 2019 wollensak verito


花火そのものを楽しむには 会場か その近くで見るのがベストでしょう。

しかし このベリートレンズで花火を撮るには 遠く離れていてちょうどいい感じです。


神明の花火 2019 wollensak verito


一緒に撮影していた方々は グランドフィナーレまで撮らずに 撤収していました。
もったいない。

わたしは最後まで粘りました。200枚以上撮って 良いものはわずかでしたが 年々コツもわかり いままでの失敗も生かせたようです。

今度は近くから広角レンズで撮りたいです。