ほこりをかぶったローライコード

とりおたです。
とりおたという名前の由来は、ローライコードについている、トリオターというレンズです。ここからもらいました。そして、撮ることのオタクであるという意味をも込めました。そしてトリオターで鳥を撮れば完璧だったのですが、二眼レフの75mmレンズは、鳥を撮るのにはあまり適していません。


ブログを始めた頃は、とりおたとしてトリオターでいい写真を撮ってたくさん掲載しようと思っていたのに、トリオターつきのローライコードは、ほこりをかぶって棚の奥に放置されていました。


そして、取り出していじくっていましたら、ブログを始めたときの気持ちを思い出して、ああこれは、きちんと直してあげないとな、と思い、オーバーホールに出しました。





ローライコード トリオター




80年ほど前の機種なので、やはり性能をちゃんと出してあげるためには整備が欠かせないと思います。
トリオターレンズは、私が使った限りにおいては、遠景の描写はそれほど鋭くないのですが、近距離のものを写したときに立体感があり、ときどきハッとする写りをします。


2.8Fなどのローライは、フィルムカメラが安くなっている現在でもむしろ値上がり傾向があり、とうてい手がでない状態になってしまいました。しかし、楽しく写真を撮るのには、このローライコードも決して負けていません。初期型ローライコードは、無駄なものがついていないため、きちんと整備さえすればとても壊れにくいのではないかと思います。日沖宗弘さんの著書には、「電気ポットは壊れるが、ヤカンは壊れないのと同じである」と書かれていたのを思い出します。


どのくらい調子が良くなって帰ってくるのか今から楽しみです。

6 件のコメント:

  1. とりおたさん、おはようございます。
    『「電気ポットは壊れるが、ヤカンは壊れないのと同じである」と書かれていたのを思い出します』上手いこと言いますね!
    昔はヤカンとかお鍋の穴をふさぐ職人さんとか(包丁研ぎとかも)時々町内を回ってきてそこらの路上で修理してましたが。
    ローライコードは昔ベトナムで買って姉に進呈したことがあります。姉も修理に出してから使っていたと思います。
    直って戻ってくるのが楽しみですね。

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    1. 旅芸人さんこんにちは。
      昔の人は、大切にものを使っていましたよね。江戸時代は、リサイクルが徹底していたとか。
      ローライは、落としたりぶつけたりしなければ、相当長持ちしそうですよね。
      味のある写真を生んでくれるのではないかと今から楽しみにしています。

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  2. こんばんは~
    名前の由来はトリオターだったんですか~
    撮るオタクだけしか思い浮かびませんでした(*^-^*)
    ローライコードにローライ35と楽しみが広がりますね。

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    1. ユメミーさんこんばんは。そうなんです。ブログペンネームで悩んでいて、お?トリオターって撮りオタだな?と思って、すこしへんてこな名前なところが気に入って採用しました。修理しなくても一応使えるのですが、きっちり整備してもらうと動きが滑らかになり、きっと楽しく写真が撮れるのではないかなと思っています。
      ローライコードとローライ35で写真集を出すのが夢です(^^)

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  3. そうか、私が持ってるあの二眼は「やかん」なのね!
    と激しく納得しました。
    壊れる箇所が無いから壊れない、シンプルさが好きです。
    カメラは撮ってなんぼ、だと思ってるので
    お飾りにせず、どんどん使っていきたいです

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    1. さっちんさんの場合は、ものを大切に真心込めてお使いになるので、二眼レフはずっと長持ちしてしまいますよ。
      シンプルな二眼レフの中でも究極にシンプルなローライコードの初期型。帰ってくるのが楽しみです。
      さっちんさんのミノルタくんの写真も楽しみに待っています(^^)

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