桃と菜の花のコラボ

 とりおたです。


山梨に移住して20年を越えて、いろんな心境の変化がありました。

はじめのころは、富士山が見えると異常に興奮し、ワクワクしていました。

電車のなかで富士山が見えたら、ずっとガン見してました。

でも、ほかの人たちは見向きもしない。なんでかな。


20年もたってしまうと、私も県民になりきってしまい、富士山は空気のように、あって当たり前の存在となり、見えてようが見えてまいが気にしないようになってしまいました。


で、逆に、初期のころ興味がなかった桃の花がやけに気になるお年頃になりました。

せっかく暇だし、まじめに撮ってみよう。

と、重い腰をあげて出かけてみました。



ハッセルのレンズをニコンにつけるアダプターをゲットしたので、なかなか色もきれいになってます。




色のよさを堪能していただけたらありがたいです。





桜はこの撮り方でも絵になるのですが、桃は寄って撮ってもあまりきれいではないような。





曇ったハッセル50mmは、かすみがかかったような写り。

これはこれでいいような気もします。

まだまだ続きます。

旅だったローライくん

 とりおたです。


増えすぎたカメラたち。なんとかしようとヤフオクで1円で出したりしていますが、思い入れのあるものは、やはりわかる方に使ってもらえるのが一番。


と、いうことで、インスタでなかよしのケイさんのもとへボローライくんが旅立ってゆきました。


https://kei-arika.hatenablog.com/entry/2022/04/12/060000


とってもすてきな記事にしてくださいました。ケイさんいつもありがとうございます。


で、拝見したらものすごく写りがいいんですよ。これは、もう一回買うしかないな。

うちで眠ったまま活躍できてないカメラやレンズはまだたくさんあります。

こんなふうにひとつひとつ幸せになってもらえるように頑張らねば。

唐松岳敗退

とりおたです。


八方尾根スキー場を一番上のリフトまで上がると、すでに美しい山岳風景が見られますので、それで満足していましたが、何度も行くうちに、だんだんと、さらに上へと登りたくなりました。それでカメラ機材にかけるお金を減らして、山道具をこつこつ集めてきました。でもなかなかタイミングが合わず、やっと頂上を狙うチャンスがやってきました。

ちゃんと朝4時に起きて、八方尾根に向かいました。
もう春なので、ふもとは雪がほとんどとけていました。


早めについたのに、車に忘れ物をして取りに行ったため、朝一番のゴンドラには乗れませんでした。このミスが案外尾を引くことになります。


さてさて、なんとか頂上をめざして出発です。


唐松岳登山


もう雪が融けてザクザク。しばらく運動もしていないので、ゆっくりゆっくり登ります。




登る前からこんなに綺麗。





はじめの方は、こんなかんじにゆるい登りで楽なのです。去年撤退したところよりは上にいきたいものです。




もうかなりとけてしまってます。来年こそ厳冬期に来よう。





この白樺エリアが大好きなんです。





こんなかんじに登ってゆきます。まだあまり急なところはないです。






この木の下でおにぎり食べて休もう。






座ってみると疲れてることに初めて気づく。








いつもこれ、持ってるだけで、有効に使えたことがないのですが、きょうは違いました。





果てしなく続く道。鍛えていない脚がだんだん言うことを聞かなくなってきます。ふとももの付け根が一歩歩くごとに痛みます。




本日のベストショットかな。




この上のほうがかなり急で、降りるときかなり難儀しました。ピッケルが初めての大活躍。




痛む脚を引きずってなんとか気力で登ってきましたが、眺望がひらけるここに立って、もう気持ちが切れてしまったのと、帰りのリフトに間に合わないと思ったので、撤退を決めました。




ここまで見えていたのに無念です。もっと体を鍛えてまた来るからね。





帰りは撮らずにサクサク降りようと思ってましたが、光線状態が変わって、より山の立体感が増していたので、何度もカメラを出して撮りました。









これを書いている今は下山して四日目なのですが、まだ筋肉痛がすごいです。雪山は体を鍛えてからでないとダメですね。これからがんばります。