日本の原風景 田んぼ

とりおたです。
早川町の雨畑には、花びらの色が、白からピンクや赤紫へと変化する、美しいコスモスが以前は咲いていました。10年前はかならず秋になると通っていたものです。それを思い出して行ってみたところ、ちょっと時期が早かったのか、ほんのわずかしか咲いておらず、ほとんど撮れずに撤退してきました。



帰り道、だんだん晴れてきて、収穫を目前とした田んぼが黄金色に輝き、おっ。これは撮らなければ、と思いました。ところが、そんなところに限って車を停めるとこがなかったりします。そして、以前の自分だと、なんとなくそのまま通過してしまいました。それだからダメなんだよな、と、最近つくづく反省していたため、だいぶ先まで行って停めるところを見つけ、かなり頑張って歩いて戻り、撮りました。




田んぼ




あんまり出番のない広角レンズを今日は使ってみました。




田んぼ




田んぼ



田んぼの写真がいいですねと褒めてくれた方がいて、それで元気に田んぼを撮っています。




田んぼ




最近のテーマは、田んぼと、橋の上なのですが、橋そのものも、絵になるなと感じています。もう少し、夕焼けを入れたりしたいのですが、その時間に外にいられなかったりでなかなか果たせません。




橋の見える風景



最近、デジカメは1Dばかり使っていて、出番のなくなっていた20Dを今日は使いました。山に登るなら軽いこちらを使うことになると思うので、すこしずつ慣らしてあげないといけません。雪が積もる前に北岳に登り、できれば素晴らしい写真を撮ってこちらで報告したいです。その前にちゃんと登れるのか心配です。

田んぼ その4

とりおたです。
田んぼが、いよいよ実ってきて、稲穂が黄金色に輝く季節になりました。で、たまには、電線一切気にせず撮ってみようと考えました。あ、案外いつも気にしてなかったかも。




田んぼ



ジャンク品カビだらけのニッコールオート50mm F2です。若干色も黄ばんでくるかなという印象です。しかし、想像以上に遠景描写が優れています。これもちゃんと修理しないとなりません。





田んぼ



小学生のころ、給食のご飯粒を残したところ、友達に、ちゃんと食べろ!と怒られました。ご飯粒くらいいいじゃないのと口答えをしたところ、米、一粒、できるのに、一年かかっているんだよと言われました。子供ごころにも、その言葉はずしーっと残りまして、よっぽどのことがない限り残しません。今では。



残さないが明らかに度をこして、あるとき、半額見切りのカキフライを食したところ、明らかにいたんでいるのがわかりました。そこでしばらく考えたあと、アフリカに飢えた子供たちがいるのだから!と、気合いで全部食べました。そしたら、たいへんなことになり、仕事も一週間休み、生死の境をさまよう事態になってしまいました。アフリカの子供たちも救えたわけではなく、ただ痛かっただけでした。むなしい。



田んぼを眺めていますと、そんなことを思い出してしまいました。小学四年生でそんな素晴らしい考えをもっていたその友達は、いまどうしているかもわからないですが、とりおたはいまも感謝しているのです。