とりおたです。
明日は15年ぶりぐらいに、泊りがけ登山を決行しようという予定です。問題はどのカメラを連れていくのか。
第一候補は、これです。
ローライ35。
サブカメラとして最適、などと言われますが、これ一台に賭けるというのも、なかなか面白いやり方なのではないでしょうか。冬にはこんなのが撮れました。
ただ、露出計が壊れているため、大きな露出計を持って行かないとなりません。案外、逆に重くなるかもです。まあ、スマホの露出計を使うという手もありますが、スマホの電池が少々心許ないため、悩むところです。
そして、もう1つは、やはりこちら。
ニコンF2です。これは、なんと内蔵露出計が生きており、スマホの露出計と比較してもほぼほぼ変わらない数値を出しています。あと、写真のマイクロニッコール55mmは、特別な手間をかけずともかなり寄れるレンズなので、足元の小さな草花なども撮れますね。ただ、重くなります。
デジカメは、すぐ電池の切れるEOS10Dと、めちゃくちゃ重いEOS1-Dしかありません。これはちょっと大変かな。今回はフィルムオンリーで行って見ようかな?
6月に白馬を撮ったときのポートラ160がまだたくさん残っています。このへんで一気に使い切ってしまうべきか。
持っていけるものは限られていますが、いろいろ悩んでなかなか決まらないです。交換レンズをいろいろ持って行っても、極限まで疲れると、めんどくさくて交換しないなんてこともよくあります。なるべくシンプルにいきたいですね。
どっちを持っていくべきか
ワイドフィールドエクター
とりおたです。
暑かったと思ったら急激に寒くなり、冷たい雨が降り出しています。一気に秋になった感じです。
リンホフが直ったので、もう一本レンズを増やしておきたいなと、苦手な広角系レンズを探していましたら、格安のワイドフィールドエクターを発見してポチってしまいました。
コダックが、戦後に作った大判用レンズで、名玉との誉れ高いもので、しかしネットにあまり情報がなく、気になっていたけれども手が出ませんでした。
コマーシャルエクターというもう1つ有名なレンズもあります。また、コダックレチナにもエクターレンズを搭載したものがあり、50mmf3.5のものと、47mmf2のものがたしかあったような。そして、特に47mmは、ベリートのようなフレアが出て、とても芸術的な描写となり、数の少なさもあってかなり高価です。
ワイドフィールドエクターもコマーシャルエクターも、10年ほど前はかなり高価なもので、指をくわえて見ていました。それがほとんどタダのような値段になってしまい、おどろいています。
きっと、また価値が再評価される時がくると思っています。
早速、いつものように、大判カメラの後ろにボロボロのEOS10Dをつけて、試し撮りをしてきました。
本来広角のレンズですが、こうやってデジカメと連結した場合は望遠レンズになってしまいます。画質の良い真ん中の部分だけをトリミングしているようなイメージでしょうか。
にじまないけれども柔らかい描写のレンズというのをいつも探しています。絶妙なやわらかさです。色の出方も好きですね。
ちょっとピント合わせに失敗です。
背景が絵のようになります。
いいレンズと出会えました。大切にしていこうと思います。ちなみに書き忘れましたが、135mmのレンズです。