ローライコードの貼り革

とりおたです。
天気もいいし、撮影に出かけよう!と勢いよく車を出したのですが、よく見るとローライコードの貼り革の、接着剤がはがれていました。

これはほっとくとろくなことにならないなと、あわてて帰ってきました。





rolleicord





前のオーナーさんが、どうもセメダイン系の接着剤を使ったようです。カピカピになっています。カピバラさんです。





ローライコード 貼り革




根気よく、竹串ではがしています。ずっとやっていると、「いったい自分は何をやってるんだろう?」という気持ちになりますが、そこを乗り越えて





ローライコード 貼り革




そして全部はがしたら、カメラ側のほうも接着剤をていねいにはがします。





ローライコード 貼り革




古い接着剤を残したまま貼り付けると、すぐにはがれてきてしまうという話はよく聞きます。なのでここで手を抜くわけにはいきません。





ローライコード 貼り革




革を傷めない接着剤は何を使えばいいのか、よくわからないので、とりあえず両面テープを使うことにしました。





ローライコード 貼り革




必死にはがしていたときに、革をだいぶ汚してしまいましので、再びミンクオイルを塗ります。自転車のサドル用のものです。なんかカメラ専用になりつつあります」。





ローライコード 貼り革




1箇所、革を少し割ってしまい、完璧にはいかなかったですが、なんとか作業終了です。

今日はどうしても撮りたい、というものがないので、フィルムと、エネルギーをたくわえて、チャンスに備えます。

断捨離とカメラ趣味 その2

とりおたです。
このところ物欲が落ち着いてきて、部屋を見ると、異常にカメラが増殖しています。

カメラを再開するとき、使うものは絞ろうとあれだけ思ったのに、困ったものです。

そもそも、カメラを買うと、必ず、さらに余計なものを買います。あ、この二眼レフ、キャップがないな。またヤフオクで探す→あ、フィルターもあったほうがいいな→あ、このレンズ、f4.5で暗いから、f3.5のバージョンもあったほうがいいな→カビレンズ、やっぱり整備に出そう→…こうやってエンドレスにつづいて行きます。これをどこかで断ち切らなければと、わりといつも思っているわけです。

それから見るとピアノ趣味はよかったです。そんなにピアノを何台も置けないので、必然的に、そんなにあれこれ欲しがりません。と、いいつつ、二台持っています。

そして、以前は、プロの人は予備のカメラも持つんだな。故障したとき困るから。といって、一軍カメラは同じのを複数台持ったりしていました。たしか、ブロニカS2は、通算5台も買ったはずです。(たしか全部、イストさんでメンテもした)

で、振り返って、撮影中故障したことがあるのか?
一度もなかったわけです。あほです。

わたしの使い方では、そんなにガンガン撮らないから、一台でじゅうぶんです。ジャンク品たくさん買ってまともに動くのが一台もないや。というのではこまるので、数を絞ってきちんと整備してもらって、大切に使おう。

いつも思うことですがなかなか実行できません。
しかし、ほこりをかぶって棚の奥にあるカメラを、ちゃんと修理してもらうと、俄然撮影意欲がわいてきて、新規になにか購入するよりもワクワクするようです。

一時的に仕事がふえたため、ずっと修理に出したくても出せなかったものをいくつか直してもらうことができました。コンディションの悪いまま、完成度の低い写真を撮って貼ると、「あ、このカメラ、こんなに写り悪いんだな」という風につたわってしまい、クラシックカメラが大切にしてもらえないようになってしまってはこまるなといつも気になっていました。(そもそもそんな影響力はないわけなんですが)


直してもらって絶好調になったカメラたちを活用して、これからの季節、春らしい生命感あふれる写真を撮りたいなと思っています。

あれ?断捨離はどうなったのだ?
ミニマリストがブームになる前に、部屋にピアノしかない、という状態まで一度行きましたが、あんまりやりすぎると、逆にうつ状態になり、回復までずいぶんかかりました。ちょうどいいところを見つけて、すっきりシンプルライフと、カメラ趣味を両立できるようにしたいです。