メスイコンタ

こんにちは、とりおたです。
なかなか山に登る機会を作れずにいますが、いつも心にあるのは山です。高いところから、星とか街明かりとか、撮りたいです。そうすると、軽いカメラがどうしても必要になり、何がいいかなあといつも考えてしまいます。



そこで、中判のフィルムが使えて、折りたためて携帯に便利という、蛇腹のカメラがクローズアップされてきます。で、いつも楽しく読ませていただいている、アレモコレモさんのブログで、スーパーイコンタで見事な桜の写真を掲載されていて、アレモさんの物欲ウイルスに見事にやられてしまい、ヤフオクで一生懸命探したら、こんなのが見つかりました。




メスイコンタ 6×6



連動式ではない距離計を搭載したもので、メスイコンタと呼ばれているものらしいです。シャッターが壊れています、とのことで入札があまり入らず、激安特価にて落札できました。これは、もうピカピカにしてから、外に持ち出して撮った写真です。最初はどんなかというと、もちろんかなり汚れておりました。




メスイコンタ



貼り革にカビが生えています。これを、野球のグローブ用の革クリーナーを布につけて慎重に取っていきました。




メスイコンタ



メスイコンタ



メスイコンタ



やはり竹ぐしは欠かせません。古カメラのお掃除には。




メスイコンタ



ギザギザの間にはさまってる手垢なども、竹ぐしをカッターで削って尖らせて、丁寧に一箇所ずつ落としていきます。




メスイコンタ



だいぶきれいになりました。が、レンズはカビカビです。そしてシャッターですが、壊れてるとのことだったのですが、なぜか動いております。スローシャッターはダメのようですが。



ついてるレンズは三枚玉のノバーです。これもネットで調べまくったところ、ずいぶん美しい描写のようで、楽しみです。今日早速外に出して撮影しようとしたのですが、なんと空スプールが入っていなくて、撮れずに撤退してきました。



はじめはスーパーイコンタのほうが欲しくて、こっちだと気に入らないのではと思っていました。しかし手にとってみると、想像よりはるかに軽く、山で使うにはとてもよいと思いました。きちんとしたところに整備に出して、いい写真をアップしたいと思います。

メスイコンタ復活

追記 修理後の写りです。

明野のひまわり その2

こんにちは、とりおたです。
夜景を撮りに行って、カメラの感度を1000くらいにしたまんま、前回、ひまわりを撮って、かなりのコマをまっしろけにしてしまいました。途中で気づいて感度100に直したのですが、気持ちがちゃんと入って撮ったのはその失敗したほうだったのです。



で、しばらくしてみてから、現像でいじってみると、あんがいこれはこれで悪くないのかもしれないと思えてきたため、あえて掲載してみることにしました。




明野のひまわり




明野のひまわり




明野のひまわり



ここまでの三枚は、EOS Viewer Utilityソフトによる現像です。




明野のひまわり



こちらは、rawセラピーを使いました。より色を細かく調整ができます。




明野のひまわり




明野のひまわり



失敗したなと思う写真も日が経ってみると別な見方で見られたりするので、すぐに消去したらいけないなと思いました。大量に捨てたフィルム写真の中にも、よいものがけっこうあったなと、いまさらながら後悔しています。