raw therapeeの使い方 その2 高感度ノイズ低減

とりおたです。
旧型のデジカメは、もう修理がきかないですが安いので、そんなに生活を圧迫せずに楽しめますが、やはり高感度性能においては新型に及ぶべくもありません。


それでも、星とか夜景とか撮りたいですしできるだけきれいに撮りたいですよね。そこでこの無料ソフト、raw therapeeを使って、高感度で発生するノイズをどうにかできないかなと調べてみました。


無料ソフトなのにものすごく高度な処理ができるようで、何につかうのかわからないパラメータがたくさんです。一年も使っているのに。


まずはこちらの画像をご覧ください。昨年のいまぐらいの季節に河口湖で撮影しました。


EOS20DにニッコールオートS.C.28mm f3.5をつけて、感度800で撮りました。





旧型デジカメ 高感度ノイズ




このザラつき加減がまたいい、などと負け惜しみを言いながら使っていました。これがもう少しなめらかになるといいなと願いつつ、再度raw therapeeで処理をしてみましょう。





raw therapee 高感度ノイズ低減




緑の矢印のところをクリックするとこの画面に入れます。シャープネスやノイズ関係の調整をするページのようです。


ここで、黄色の矢印二つの項目、インパルスノイズ低減 というところと、ノイズ低減 というところの二つを、「有効」にチェックを入れてみます。


そして、どうも輝度というところと、色(マスター)というところの二つをいじればいいらしいのです。
この二つは赤色の矢印にしておきました。


数字を大体50くらいのところにセットし、再び現像してみます。





旧型デジカメ 高感度ノイズ raw therapee




相当なめらかになりました。


この他にもいろいろな写真でノイズ低減に挑戦しましたが、あまりにザラつきがひどいものについては、処理をしてもなかなかいい絵にはならず苦労しました。


せっかくいい絵なのにノイズが残念だなという写真がありましたら、試してみる価値はあるかもしれません。


raw therapeeの使い方

raw therapeeの遊び方 モノクロ編


これからもすこしずつ調べて、いい使い方がわかりましたら報告したいと思います。

ニッコールオートN.C.24mm f2.8

とりおたです。
このところ写真がマンネリ化してきています。ここらで苦手な広角レンズに挑戦してみようと、ニッコールオートの24mmを買ってみました。少しでもいい色が出るようにとマルチコートのもので、カビが生えているというのを例によって安く買うことができました。見てみるとカビは大変小さく、写りに影響はほぼないと思われます。






ニッコールオートN.C.24mm f2.8




まっすぐ構えれば、歪曲も気にならない感じです。
これは、登山のときに活躍しそうな気がしました。





ニッコールオートN.C.24mm




どうしても現像でいい色が出てこなくて、ちょっとグリーンに転ばせてしまいました。私のパソコンでは微妙な色がわからず、iPhoneに移すと失敗がわかります。


タブレットかなにかを買って、そちらでraw現像したほうがいいのかもです。


どうしても色が濁ってしまうのは、もしかすると保護用につけたスカイライトフィルターが悪さをしているかもしれません。


実際には生き生きとした美しい新緑でした。





ニッコールオートN.C.24mm f2.8




これで、もう少し色が浅い感じになると見た感じに近づくのですが。





ニッコールオートN.C.24mm f2.8




広角ではとにかく被写体に接近しろとのことだったのでそれを試してみました。今回一番気に入った写真です。たしかこれは絞り開放でした。





ニッコールオートN.C.24mm 菜の花の咲く道




広角苦手とずっと思っていましたが、このレンズ、とてもしっくり来ました。ただAPS-HのEOS-1Dにつけているので、フルサイズにつけるよりは画角が狭くなっています。それでちょうど使いやすく感じるのかもしれません。





ニッコールオートN.C.24mm




太陽を入れると露出は厳しいのですが、逆光にも強いレンズですね。朝焼け夕焼けにも使えそうです。


今まで所有していたレンズではできないことがいろいろできるようです。まだ使いこなせていませんがこれから面白くなりそうな気がします。


橋の上からの風景

橋の上からの風景 北海道編

橋の上からの風景 その2