いぬのふぐり撮ってきました


とりおたです。

急に暑くなって夏のような陽気でした。


桜はどうなってるかなと思ったら やはり 満開の様子。しかし、桜ほど難しい被写体もないなといつも思います。


いつも行かない道を行こうと思い いつも曲がらない角を曲がって 小高い方へ進んでゆくと、いつのまにか 夜景の見える露天風呂で名高い みたまの湯 にたどり着いてしまいました。




そのへんをてくてく歩きます。遠くの山がなんとなく霞んでいるのも また 春の感じです。


カメラ二台首からぶら下げて歩きます。




タムロンのズームレンズに ソフトフィルターをかけました。ほどよく柔らかくなり なかなかこの組み合わせは よかった。




これは 撮った瞬間 かなりいいのではと思った一枚。


そして 満開の桜は見るだけにして 足元の小さな花だけ撮って 満足して帰ってきました。



月と二眼レフ 二周年


とりおたです。
早いもので もうすぐ2年の月日が経ちます。


最初の記事をあげたときは とてもとても緊張したものでした。しかし 続けて行ってわかったこと。


ごくごくわずかな人しか読まないです。こういう好き勝手な趣味を書き散らかしたブログは。


数人しか読まないから 何も考えなくていいのかというと もちろんそれは違うと思います。しかし、必要以上に 緊張することはないと分かりました。


なので今は 気楽に 綴っています。


今年こそ 納得いく写真を撮るのだという意気込みをもって新年を迎え 二連休をつくることを目指していましたが 諸般の事情により 週一日だけの休みに また今年度もなりました。そのため、泊りがけでなければ行くことのできない 大きな山へのチャレンジがほぼ不可能になりました。


だからといって写真を、ブログをやめるつもりはないので、いまの状況下で できることをひとつずつやっていこうと考えています。




電子書籍で 写真集を出すというのが ひとつの目標です。ストックフォトという方法も考えましたが、いかに売れる絵を撮るかということばかり考えるようになって 最初の気持ちを忘れてしまうかもしれないなと そういう不安がありました。


もちろん 撮りたいものを撮りたいようにとって それが評価されれば 嬉しいのですが、評価だけを目的に撮り始めると それは 長い目でみて いい方に行かないのではないか。




インスタも ぼちぼちやっています。


素晴らしい写真がたくさん見れて 勉強になります。お友達もできたりして楽しいです。


しかし、素晴らしい写真が おびただしい数 次から次へと貼られて行きますので 無意識にもそれに張り合おうとして 疲れていても無理して インスタ映えしそうな場所へ出かけようとしたり 生活を圧迫してまで ガソリン代をかけてあちこち出かけたくなったり という危険もあります。


自分のペースを守るために インスタとの付き合い方は よくよく考えておこうと思いました。


こんなニッチな 偏った内容ばかり書いていますので 当然人気も出なく 閑散としていますが、それだからこそ 同好の仲間の皆様と 深く交流できるのではないかなと考えます。ですからコメント欄は重要です。


また書き込めなくなっていると報告頂きました。ダメ元で また 修復を試みてみます。


今後とも 月と二眼レフをよろしくお願い申し上げます。



ひさしぶりにベリート その2


とりおたです。

幼い頃から 冬の間は毎日スキー場にいましたので、春の訪れが嬉しくなく、むしろ憂うつな気分になります。


ところが 今年は一度も滑らなかったので、通常の感覚を得たのか、春の花が咲き出すと いい感じです。






ソフトレンズというものは 作っても売れないようで、各メーカー 作るのをやめてしまったようです。面白がって初めは使うけど いつかほこりをかぶってしまう。


わたしの場合は 年がら年じゅう これを使います。
たぶん そんなにシャープな目でモノを見ていないのでしょう。


大判カメラにアダプターでデジタル一眼をつけて、左手でその重いセットを支えて 手持ちで撮っていますので、もう少し 「カメラガチ勢」ではない方々にも やりやすい方法で このソフト画像を実現できないか。それを開発するのが今年の課題となります。






そんなデカいカメラとレンズで撮っていますと、プロの方ですか?などと声をかけられます。


いつかそうなりたかった ただのカメラおたくです。




インスタを始めて良かったことはいろいろあります。ひとつは、わたしだったら撮らないようなものを撮ってアップしている方を見たことです。新たなカメラアイが生まれます。


といいつつ 去年と変わらないものしか撮っていなかったり。


しかしインスタは 写真を貼ることがメインなので、自分の土俵はこちら、ブログであると思っています。



新ブログ立ち上げました


とりおたです。


以前やっていた 英語のブログ 一年ほど放置してしまったので 全部消して 新しいのをやろうとずっと思ってました。フィルムカメラをこれから始める方のために わかりやすいガイドをすることを目指しています。


フィルムカメラ事始め


また続かなくなってしまう危険もあるのですが、できるかぎり頑張って書きたいと思いますので、こちらのほうもどうぞよろしく お願いいたします。



ひさしぶりにベリート


とりおたです。
春がきたので また大判カメラのほこりを払って 100年前のソフトレンズ ベリートを持ち出しました。




ホトケノザが満開でした。






今年は、ベリートレンズで 是非フィルムでも撮ってみたいと思っています。レンゲとか 菜の花。でも春の花には間に合わないかな。改造部品をまた頼んだりしないとならないので。

雪景色をもう少し撮りたかったですが、それより日が経つのは早く、春になってしまいましたね。



ニコンF90X 2台目


とりおたです。

ひとたび何かにはまると 抜けられなくなり しばらくのめり込む方なので、先日 うちにやってきたF90Xくんの 内部が割れているのが ちょっと気になります。


ヤフオクをのぞくと いろんなのが出ていましたが、高級なデータバックがついて490円即決というのが見つかってしまいました。


即決で落札し、届いたものは




お約束の 塗装ベタベタ。しかし、これは アルコールのウエットティッシュ攻撃を一時間くらわせ、みごと 撃退しました。電気系が生きていてくれたらいいのですが。


詳しくはわからないのですが、この高級裏蓋があると、多重露光ができるらしいのです。それで、この蓋だけでもほしかったという。




電池室は割れていませんでした。普段使うときは 割れて 接着したやつを使い、こちらは温存しようと思います。




問題は、この子は、本体が割れていました!
だから安かったのか。うーむ。

電池を入れたら、とおもったら 電池が入っており、作動はめちゃくちゃ絶好調。

なので このひび割れを自分なりに 直して 実戦に投入しようかと。単なる部品とりにしては かわいそう。

実写結果も 後日アップしたいと思います。



フォトラボ hibi


とりおたです。

インスタで ブロニカS2などを使い ゆるふわな美しい写真を撮っている方がいて とても 憧れました。

思い切って どこに現像出されてますかと 尋ねましたところ こちらを教えていただき うれしくなって 一本出しました。撮りきるのにひと月かかった一本です。




コダックのポートラ160です。風景用のフィルムではないと思いますが 柔らかく撮りたいので これを好んで使っています。高いので 一枚一枚 丁寧に撮ります。これは、ビーナスラインの中に、霧ヶ峰富士見台というところがあり、そこを 300ミリレンズで撮りました。ひらけた場所では広角レンズ、という気もしますが、ひらけた場所で望遠があると ちょうど撮りたいものが 撮りたい感じに撮れたりします。しかし300ミリとなると さすがに手持ちでは フィルムの無駄遣いとなってしまうので がっちりハスキー三脚に固定しました。




露出が適正より一段ほどアンダーだったそうで、そのせいで発色がよくないとのことでした。しかし、このくすんだ色合いは とても気に入りました。こんな風に撮りたいと思いながら何年も果たせなかった。




この光のやわらかさは、デジタルでは出せない世界ではないでしょうか。ひさしぶりに 写真やっていてよかったと思いました。




使ったカメラは ニコンF2。 せっかく整備に出したのに あまり活躍できないまま 2年経ってしまったのですが、ここへきて 頑張ってくれました。もう、ここも雪がだいぶとけてしまったと思いますが、新緑も素晴らしい場所ですから、まだまだ通います。




こちらは いっぺいさんに頂いた 重たいズームレンズ。ソリゴールと書いてあったため ミランダかな?と思ったら、なぜかのニコンマウント。Aiではありませんが、ニコンF2なら問題ありません。
繊細な写りと、ポートラの柔らかさが調和して いい感じの描写となっています。こういうレンズを発掘しているいっぺいさんはやはりすごい。




これを撮るためだけに高速道路に入った、諏訪湖サービスエリアの夜景です。この ちょっと前には 脱輪してJAFさんのお世話になっていたのだった。

とても美しく 仕上げてくださったフォトラボhibiさんに感謝です。さらにフィルムでがんばろうという気持ちが 新たになりました。

ビューティカメラも復活してきたので、春らしい写真を撮ってきます。



ミノルタα303si




とりおたです。気がついたらだいぶ更新がとまっていました。


なかなかいい天気にも恵まれず 出撃できない日々が続きました。例によって 大量ゲットしたカメラの中から 一台紹介したいと思います。


有名なα sweetの前身となるカメラのようです。だいぶ汚れていましたが ひたすらに磨いて ずいぶんきれいになりました。おそるおそる 電池を買ってきてみたら 絶好調に動きます。

α sweetもあるのですが、そちらは、ファインダーがまっ黄っ黄色になっています。なんでも、銀蒸着が腐食するのだそう。


そして、なんと。ケンコートキナーさんでこの時代のミノルタカメラを有償サポートしているのだそうです。なので、そのプリズムの腐食については 修理が可能かもしれないのだそうです。ただけっこう コストはかかるのではないかと。


この303siにも ファインダーが黄色くなる症状は出ていますが、ほんのわずかなので、まあ、まだ使えるであろうと。


山に登ると ヘロヘロに疲れはてる時があり そんなときは 単体露出計を出して あれやって これやって というのがつらくなるときもあります。


そんかときに この軽いカメラは きっといい仕事をしてくれるのではないかなと。最近は プラスチックのカメラも だんだんと気に入ってきています。


フィルムカメラを 今から始めてみよう!という方々に 案外こういうカメラは よいかもしれないです。健康な機体が減ってきているのは間違いないところですが、ちゃんと動けば たぶん すごい。


いいフィルムを入れて 本気で撮ってみようという気持ちになっています。軽いと フットワークがよくなって なにか違う風か流れるような気がして、今から楽しみです。