北海道の旅 その6

とりおたです。
二日目は、あまり無理して移動せず、温泉で疲れをとったりしてゆっくりしました。

三日目は、旭山動物園に行くのか、小樽の北一硝子に行くのか。夕方に空港につかないとならないので、比較的空港に近い、小樽のほうにしました。

高速道路を使おうかとも思いましたが、混んできてから入ろうと、下道で行きました。すると、写真を撮りたい風景があちこちに広がっています。

雪どけの頃はあまり絵にならないと思い込んでいました。それは単なる思い込みでしたね。





北海道の春




広角レンズでなく、標準よりちょっと望遠よりな、55mmレンズなのですが、だだっ広いところでは少し狭いレンズが撮りやすいように思いました。





北海道の春




北海道の春




北海道の春




走っている道はこんな感じです。一月の真っ白はとてもきれいなんですが、三月の春も、これはこれでよかったです。





小樽の海




内陸部ばかりで暮らしているので、海を見るとテンション上がりますね。ちょうどいいところに駐車場があり、スパッと決断して、車を止めて、撮りました。どうしようかなーと悩んでるうちに通過してしまい、めんどくさいからいいや、となりがちです。そうそうこれないのだからめんどくさがらず止まろうと。すると到着時刻がだんだんずれ込んで行きます。





小樽の海




山梨では見られない風景です。海と山の両方が見えます。





小樽の海




写真を撮りながら、ゆっくり走って北一硝子に着きました。旅編もそろそろ終わりに近づいています。

北海道の旅 その5 けものたちとの出会い

またまた旅編、続きです。
三笠から夕張へ向かう、田舎道が、私のお気に入りの、大切な場所なのですが、そこをちんたら走っていましたら、なんと、キタキツネさんが道路脇にいます。逃げるかなと思いましたら、近寄ってきました。





キタキツネ




きっといろんな人から餌をもらって、この人たちもなんかくれるのでは?と思って寄ってきたのでしょうか?でも、たしか、餌をあげるとダメなんだよね。ごめんね。と、写真だけ撮らせてもらいました。


こんな至近距離でキツネを撮れるとは。





キタキツネ



おいおいなんかくれよ

けちだな





キタキツネ




くれぬなら くれるまで待とう ほととぎす





どうやって暮らしているのかはわかりませんが、元気はあるので、何かしら食べるものはあるのでしょう。じゃあまたね!とキツネさんとお別れすると、今度は山の斜面に鹿さん。





エゾシカ




けっこう急な斜面に踏ん張って、木の根かなにかをほじくって食べていました。


もっと長いレンズを、持っていけば良かったです。
鹿さん、豆粒のようです。


北海道では、有名な観光地でなくても、田舎道を走れば素敵な出会いが待っているかもです。

月と二眼レフ 一周年

とりおたです。
おそるおそるブログを始めて今日でちょうど一年です。こんなに続くとは、思っていなかったのですが、読者の皆様に支えられてここまでこれました。


パソコンが全くできなかった状態からスタートし、なんとかフィルムカメラでの写真を載せるため、スキャンなどを学び、raw現像を学び、ずいぶんいろんなことを吸収した一年でした。また、いろんなところにお住まいのブロガーの方々と交流もでき、様々なことを学ばせていただきました。感謝です。


今年は4月から幸運にもたくさんの仕事をいただいたので、なかなか写真を撮ることがかなわないかもしれません。ですが、しょうもない文章だけであっても細々と更新し、続けていきたいと思っています。


ブログを通してやりたかったことは、古いカメラの面白さを伝えることです。また、これからやってみようという方の背中を押すことです。そうやってお仲間が増えれば、フィルム文化も維持できるのではないかなと。


そのあたりは今も変わらないです。しかし、他の方のブログを読んで、ブログというのはいろんな可能性を秘めているということも感じました。これからは、あまり一つのテーマにこだわるのではなく、ゆるくいろいろな話題に取り組んでいきたいと思っています。


撮影も腕を磨き、いつか写真集を出せたらいいなという夢もあります。できれば古いカメラとレンズで。


いつも楽しみに読んでくださっている方々に感謝です。とりおたはまだまだ頑張ってまいります。

北海道の旅 その4

とりおたです。
二日目は、あんまり観光スポットではない、有名ではないところを巡ってみました。





北海道らしい風景




だだっ広いところは、あえて広角レンズではなく、標準くらいがちょうど撮りやすいように思って、55mmを持ってきたのでした。狭くて撮りにくいなと思う場面もありましたが、まずまずいい選択だったようです。


北海道に行くと絶対行くラーメンやさんに今回も行きました。





岩見沢 らい久



赤いのに辛くない、どちらかというと甘口の味噌ラーメンです。個性的で、似ている味に他店で出会ったことがありません。


食べきれないくらいあって、無理やり食べ、苦しい状態で夕張のドライブです。





夕張




ここは新緑、紅葉の素晴らしいところです。大学を出たあと、仕事の見つからなかった私は、失意のどん底で、プータローとして、プラプラとバイクでこの道を走りました。この自然にエネルギーをもらい、再起することができました。なので私にとってはとても大切な場所です。


新緑じゃないときでも、なにかいいなと感じるものはありました。





三笠 桂沢湖




いろんな人に助けられて生きてきましたが、どん底のときは人の言葉ではなく、自然に励まされるということがあるんだな、ということをその頃学んだようです。その後写真を撮るようになって、星野道夫さんが同じことを本に書かれていて、ハッとしました。


私もいつか人に勇気をあげられるような写真を撮りたいです。




三笠 桂沢湖




三笠 桂沢湖




ここに通っていた頃は、写真ではなく、絵を描こうと思っていたのでした。そういえば。

まだまだ続きます。

北海道の旅 その3

17階なんて高いところに泊まるなんてことが日常ないわけです。しかも大都会札幌です。これは当然、夜景撮らないと始まりません。


安物の小さな三脚を買ってきて、重たいEOS10Dを取り付けます。なんかグラグラしていますが、まあ、ブレを止めきれずとも、ないよりはましかなと。





札幌の夜景





実際見た感じより明るく仕上げました。ホワイトバランスはいじりませんでした。





札幌の夜景




こっちはいじくりました。しかし、いじったせいでかえってきたなくなったかもです。

難しいです。





札幌の夜景




あ、これはブレていますね。





札幌の夜景




夜が更けていき、雪が降ってきています。しんしんとした感じが伝わるでしょうか。


1日目は、朝2:00起きで、成田空港まで運転などもありなかなかにハードでした。なのであまり夜遅くまで粘れませんでした。





札幌の朝




朝になるとこんな感じでした。札幌の三月はまだまだ寒いです。

二日目に突入です。

北海道の旅 その2

新千歳空港に着いて、ジンギスカンを食べたら、ホテルに荷物を置いて、札幌駅周辺をフラフラすることになりました。


すると、ホテルの部屋が17階で、夜景がとてもよいのではと期待されたので、三脚がやっぱり必要かな?と思いました。重くなるので持って来なかったのです。


で、1人だと絶対に行かないであろうテレビ塔に登ってみることになりました。そういえば、なぜだろう一度も行ったことない。辛島美登里さんの歌の歌詞にもそんなのがありました。地元だといつでも行けると思って案外行かないですよね。





札幌テレビ塔



飛行機でデジカメの電池を使いきり、この記事では写真はiPhoneです。





札幌の春




今年は、結構雪が多く残っていますね、札幌。





札幌テレビ塔から




これは、夜撮ったらかなりよさそうです。ホワイトイルミネーションや、雪まつりのとき。そのあたりは混んで混んで、厳しいかな?





札幌テレビ塔




もたれかかっても大丈夫とあるこのガラス。もちろんもたれかかりません。かなり無理です。





札幌テレビ塔




写真で怖さが伝わっているでしょうか?飛行機だと高すぎて、なにかメーターを振り切ってしまいあまり怖くなかったりします。このくらいの高さがとても想像力をかきたてて、怖いような印象です。





札幌時計台




時計台は観光地三大がっかりとか言われてるという話なのですが、夜に見るとなかなか素敵なのではないかなと思いました。


三脚は、ちょっとケチって華奢なものを購入しまして、夜景の撮影に備えています。





札幌 ホテル 夜景撮影






若干グラグラしますが…
その3へと続きます。

北海道の旅

とりおたです。
久しぶりの北海道です。今回は4人旅で、船だと北海道での時間が減るので、格安バニラエアの飛行機を使いました。




空の上から EOS10D




フィルムで撮りたかったのですが、X線検査でかぶる危険があるのかな?とか、いろいろ悩んで、結局デジカメを持ってゆくことに。最近主力になりつつあるオンボロEOS10Dに、寄れる便利さを考えて、マイクロニッコール55mmだけを持って行きました。今回の旅は全てこの組み合わせです。あ、あとiPhoneの写真もありますね。





空の上から EOS10D




ここ最近の最高傑作なのでは?と思います。とても気に入った写真です。10Dでなかなかきれいな現像ができず悩んでいましたが、黒レベルをマイナスまで下げることで、納得いく色合いに持ってこれるようです。今回の写真はホワイトバランスはまったく手を入れていません。





空の上から EOS10D




ちょっと半端に翼が入ってしまいました。





バニラエア 空の旅




バニラエア 空の旅




バシャバシャ写していたら、電池がなくなってきました。考えて無駄のないように撮らなければ。





飛行機から、海




山国で暮らしていますので海が見えるとテンション上がります。





バニラエア 飛行機の旅




飛行機が徐々に高度を下げ、雲の中に入ってきます。電池切れそうだけど切れるまで撮るのみです。





バニラエア 空の旅




夢中で写真撮ってると、あっという間に着いてしまいました。





新千歳空港




もう山梨に帰ってきているのですが、こうやって旅を振り返るのもまた一つの楽しみだな、と思いました。まだしばらく旅編が続きます。



空の上から



この、「空の上から」は、昨年バニラエアに乗ったときのものです。この日の帰りに、出発時刻と到着時刻を間違え、予約した便に乗れず、莫大な無駄使いをしました。今回はそうならないよう、ずいぶん気をつけました。

ローライコード復活 その2

とりおたです。
ずっと待っていた、ローライコードの車山高原の写真の現像が上がってきました。


ちょっと露出オーバーでしたが、スキャンをやり直せば、まあまあ見られるようになるかもです。トイラボさんがスキャンしてくれたものをそのまま掲載します。





ローライコード トリオター 車山高原



北海道で育ったので白樺に愛着があります。





ローライコード トリオター 白樺




夜景の写真はどうなっているか不安でした。





ローライコード トリオター 諏訪湖夜景




デジカメで同じ感度で撮って試したものよりかなり長めに露出をかけました。会心の出来とはいかなかったですが、まずまずでした。


遠い昔の記憶では、ノンコートのトリオターは、点光源をあまりきれいに写せなかったです。それに対してローライフレックス スタンダードのテッサーレンズは、収差がいい感じに作用して、光が程よくにじんで、わたし好みの絵ができました。


今度はテッサーでまた挑戦します。





忘れまくる

とりおたです。
ある春の日、車を車検整備に出す日のことです。自動車税の領収書を忘れずに持ってきてとのこと。あーそういえば、いつも忘れちゃうんだよな。

領収書、領収書。領収書ったら領収書。と、となえながら、車に来たら、あ、雪もとけたのにスキーキャリアがついてる。これは外しとこう。


外す作業に集中してしまい、領収書のことは忘れました。


そしていつもお世話になっている工場へ。え?また忘れたんですか?はい、すみません、すぐまた持ってきます。


代車をお借りして、自分の車の鍵を預け、10キロ離れた自宅へ向かいます。あー時間もガソリンも無駄にしちゃったな。いつもながらバカだなーと思いつつ、家に着いて気がつきました。


家の鍵、車につけたままだ

で、領収書を持ってこれずに、また工場へ。爆笑されました。なにかにハマってしまった。


帰省するときに、フェリーで新潟から小樽へ行く予定でした。150キロも走ってきてしまってから、乗船券を忘れたことに気づき、戻りました。300キロの無駄走りです。


前回の飛行機の旅では、いつも早く着きすぎて、暇になっちゃうんだよな。今回はほどほど、ギリギリで行こう。そう思って行きました。すると、出発時刻と到着時刻を間違えており、乗る飛行機はもう飛んでいました。あー


3万円を失いました。


こういうことが数限りなくあるため、ファインディング・ドリーを見て、他人事とは思えませんでした。こまったものです。


カサいつも忘れてきちゃうから、一度高いのを買ってみよう。そしたら、忘れないかも。


やはり忘れました。どこに忘れたのかもわからない。


あ、前回、北海道に行った時、デジカメを持って行ったのですが、電池を入れ忘れていて、撮れなかったんだ。思い出すといろいろあります。


できるだけ今後は気をつけたいと思います。

早春 その3

とりおたです。
ついに、菜の花が咲き始めました。そういえばブログ、そろそろ一年になります。

一行一行とても緊張して書いていたことを思い出します。





菜の花




一年経って肩の力は抜けて、いい写真を載せなければ!というプレッシャーを自分にかけることなく、ゆるく撮って載せてしまっています。


タイトルに偽りあり、というくらい二眼レフから遠ざかったりしていましたが、一年めぐって自分の中でまた二眼レフ熱が上がっています。こういうのは周期があるのかもです。





道端の菜の花




一年前はこういうのだともう撮らなかった気がします。一本じゃ絵にならない、みたいな。いまは、あっ、と思って撮っています。

フィルムとデジタルどちらがいいのか?語り尽くされた話題かもしれません。心情的にはフィルム派のわたしですが、惜しまず撮ることができるおかげで、面白い写真を拾える可能性を上げてくれたということではデジタルに感謝です。





タンポポ




タンポポも始まってしまった。時間の流れが気持ちよりも早く流れています。





ホトケノザ




しゃがんで撮るとどうしてもグラグラというかフラフラして、いいピントを持ってこれないですね。寄れるレンズをせっかく持っているのに、なかなか生かしきれないです。





山梨の春




間ノ岳はまだまだ真っ白です。里には春が来ています。



早春 その2

とりおたです。
すっかり春めいてきました。しかし、葉っぱが出てくるほどではありません。


前回、木立を撮るときにカメラをぶらせてしまったようなので、今日はブレに十分気をつけて撮りました。





春待つ木立




春待つ木立




梅




いぬのふぐり




もういぬのふぐりが咲いています。マクロレンズをつけていたので、寄ることができましたが、なんだかフラフラして、ピントをうまくとれませんでした。ここは三脚が必要なところだったかもです。





ローライ 革ケース




革ケース、見事に直していただき、嬉しくなって、エルスケンを気取ってケースをつけたままの撮影に挑戦しましたが、ケースをつけたままだとかなり撮りにくく、結局外して撮りました。





春の河口湖




今日の富士山はとっても穏やかでした。