ハッセルくんがやってきた
NIKON F2 昇仙峡紅葉
とりおたです。
わりと元気があったので、もう終わってしまってるかなとおもいつつも、昇仙峡へニコンF2を持って行ってきました。二眼レフを持っていくか悩みましたが。この日はニコンの気分でした。せっかく猪苗代でオーバーホールしていただいたのに、ほとんど使っていない。これはもったいないことです。
日曜で混んでいたため 有料駐車場に駐車しました。意味なく登山靴を履いて出発です。
いいかんじのやつに限って 半分切れるってことないですか?
フィルムは、フジカラープロ400Hです。D610と二台体制で撮っています。
けっこう好きな感じに仕上がっています。もう少しフィルムつかわなくちゃ。
久しぶりに登山靴はいたら 案の定かかとにマメができました。
痛みに耐えながら進みます。
15年前は たくさんの店が元気にやっていたのですが、もう閉めてしまった お蕎麦屋さんなどがあって ちょっとさみしく感じました。
なるべくすいてる時間に訪れて応援しなくては。
ここへくると同じようにいつも撮ってしまいます。
一番下から歩くと かなり距離がありますので、水筒をもって行ったほうがよさそうです。
なんかしら買えると思ってましたが甘かった。
この辺でフィルムがなくなり、二本目を入れました。それは撮り終えていないので、また出来上がってからアップしたいと思います。
やはり感度400なので 若干粒子が荒く感じますが、そこがまたいい味を出しているかもです。
そして 紅葉は終わってしまいましたが、冬専用登山靴をゲットしましたので、この冬は雪景色をたくさん撮ってお見せできる予定です。
ニッケンフレックス 隠れた名機
とりおたです。
最近 YouTubeの投稿を始めたこともあって こちらのほうをかなりさぼっていました。
しかし 思ったことを自由に表現できるのはやはりブログ。大切にしていきたいです。
写真を撮る余裕がなくなると、ヤフオクでジャンクカメラを買うことで気持ちをなんとかおさめます。インスタで見かけた名言。
「撮れない時間が カメラを増やす。」
これ まさにその通りだなと 感動しました。
で、二眼レフのブログなので、二眼レフを買おうということで、かねて気になっていたニッケンフレックスをゲットしました。
だいぶ汚れておりましたが、まずまずきれいになり、レンズ内部のカビも取れました。
シャッターも切れています。これは なにか撮ってこなくては、ということで、早速近所のコスモスを撮りに出かけました。
スキャナーがあるので、いまは現像やさんに 現像のみをお願いしています。
線の細い描写ではないのかもしれませんが、柔らかな感じがコスモスにピッタリです。
かなり気に入りました。ニッケンフレックス。
スキャンした直後に、色のよさに感動しました。しかし、スマホに移したら、色味が変わって、なんか違うな、という感じになってしまいました。
逆光だとゴーストが出ますね。そういえば、フードを使わなかった。接写レンズをつけたのでフードがつけられなかったのでした。
これは 一番いい絵だったのに、露出を失敗したのが残念です。しかし、怪我の功名で、面白い色が出ました。
シャッター速度が200分の1秒が最高速なので、あまり感度の高いフィルムは使いにくいのですが、味のあるレンズ描写が大変魅力的なカメラです。
これからの活躍が期待されます。
河口湖の天上山ハイキングコースを登る
とりおたです。
4連休、でかい山にのぼりたい気持ちはありましたが、日ごろの運動不足からの体力の落ち方が激しく、とても無理だろうと判断して、軽い山歩きにしてみました。
なぜだか一度も行ってない、河口湖の天上山ハイキングコース。どうやって行くのかもよくわかっていませんでしたが、天上山ロープウェイ乗り場に向かって右側へすこし歩くと、
こんなのが見つかりました。あとは何となく案内に従って歩いていきました。
重たいニコンD3に、重たい35-70のカビレンズをつけて持っていきましたが、その他の荷物が軽かったので、余裕がありました。
ニッコールオート35mmF2で 黄金色の田んぼを撮る
とりおたです。
最近、YouTubeのほうに力を入れていて、ブログを放置していました。
初心に帰って ブログもちゃんと書かなくては。
書いたとしても 内容がない スカスカの文章にいつもなってしまうのは もちろん文章能力のつたなさによるのですが、スマホから更新できなくなったことがかなり大きいです。
キーボードでの入力が苦手すぎ、書こうと思った内容を書かずに、省略してしまうのです。
スマホのフリック入力ですと、爆速で打ち込めますので、思考の流れのまま書くことができ、長い文章も書くことができるのですが。これは悔しくてなりません。
いつかキーボードでサクサク打てるようになりたいものです。
で、なかなかカメラを持って出かける機会もないまま時が過ぎていましたが、田んぼが稲刈り寸前なので撮っておこうと、仕事帰りに平林へ。
ヒガンバナは 今年は異常な暑さのためか、まだ二分咲きにもならない感じでした。
田んぼは 黄金色に輝いています。これと真っ赤なヒガンバナをセットにして撮りたかった。
2001年に登った北岳からの富士 ローライコード
とりおたです。
スキャナがあるので、いろんな古い写真を取り込んで遊んでいます。
フィルムが入ってる封筒に、2001年と書かれています。時の経つのは早いものです。
このときは クセナーレンズがついたローライコード3型を持って登ったのでした。
登りは、あまり天気が良くなかったのですが、霧の森なんかいい感じに撮れたはず。しかしその写真が見つからない。
写真やめたときに 断捨離だーって言ってかなりの写真を捨てましたから。もうないかもしれません。で、また見たかったらまた登って撮ればいいんだよみたいに思ってましたよ。
コロナがあったりして また登ればいいってわけにもいかなくなったりしますね。
そんなわけで 撮った写真は 大事にしたほうがよいのかもです。
それでは 写真に行きましょうか。
これは 山小屋で 高山病で眠れぬ夜をこえたあと、八本歯のコル方面に下りる途中で撮ったものです。重たいペンタックスのスポットメーターも、このころは欠かさず持ち歩いていました。いまは 体力もないので、なるべく軽くしたいため、もっと軽いゴッセンのルナシックスを持って登ることが多いのですが、やはり露出の失敗がないのはペンタックスのスポットメーターでした。
このとき 天気が良すぎて、シャッター速度を最高速度の500分の1秒にして、絞りも一番絞ってf22にしても、まだ一段ほどオーバーになる状況でした。感度100のポジを入れていたので、ちゃんと仕上げるため、仕方なくこの露出で撮り、現像に出すときに一段減感というのを頼んだ記憶があります。そのため、彩度が若干落ちてしまっています。
この ローライコード3型のクセナーレンズですが、日沖宗弘さんの本で絶賛されていたので手に入れたのでした。はじめ、あんまり色がきれいに出なくて、そんなにきに入らなかったのですが、夜景を撮るとなぜか一番きれいな色が出ました。内部も傷んでいて 修理に出しても しばらくするとまた使えなくなる。そんなこんなで苦労しましたが、おそらく私が使ったなかでは、一番たくさんフィルムを通したカメラです。
もういまは手元にありませんが。
代わりに トリオターのついたローライコードがあるのでよしとしよう。
また二眼レフと山に登りたいです。
フラットベッドスキャナー エプソンGT-X970を導入
とりおたです。
スキャナがなくて困っていましたが、なかなか いいものはお値段も張るので 悩んでたら三年ほど経ってしまった。そして 狙っていたものが ヤフオクで 気が付いたら終了になってて、がっかり。
たまにはメルカリを見てみようと、開いたら、ヤフオクより安く見つかり、即決で買いました。
ITスキルが低いため、説明書通りにやったのに使えず、ググっても難しく、詰みました。
出品者の方に質問したら、わかりやすく教えてくださり、なんとか使えるようになりました。感謝。
2003年ごろの撮影です。はじめてデータ化できました。骨董屋で見つけて 三年かけて自分で修理した4x5のカメラに、無銘のソフトレンズをつけて撮ったものです。
このレンズは残しておけばよかった。もう見つかることはないでしょう。
これも同じカメラで滝を撮りました。データが重く、アップロードに時間がかかりました。
スマホで見ると、あまり違いが出ません。パソコンで開いていただけると、画質の良さが伝わると思います。
また頑張って大判で撮ります!
Nikon D3で天の川を撮る
8月7日のサプライズ花火をニコンD3で撮る
とりおたです。
コロナのため中止になった2020年神明の花火なのですが、サプライズで5分ほど花火を打ち上げるという情報が入ったので、試しに会場へ行ってみました。
いつもなら混んでて 行けないメイン会場に行くと、そこそこ人が集まっていました。
しばらく待つと 打ちあがりました。心の準備がまだだった。
これは露出をそろえられなかった。至近距離から花火を撮れることはめったにないので、あせってしまいました。
花火が上がったら 三脚のパン棒で追尾して、この辺で開くなと予想して、固定。そこでシャッターを開けて数秒待つ。という 難しい撮り方に挑戦しました。なかなか狙ったようには行きません。
これが撮れたので、行ったかいがありました。
今年は花火大会が中止のところが多いと思います。残念ですが仕方ない。山にも行けないですが、それも仕方がない。できることをこつこつやって 備えておきたいです。
雨の妙法寺
今年は例年になく雨が多く、おかげであじさいが長持ちしている模様です。
そんなわけで 妙法寺に行く回数が激増。
いつも 似たような写真ばかり撮っていますので、ここらで少しは雰囲気を変えてみようと、ズームレンズを持っていきました。35-70mmです。
いつもは あじさいは 近接してばかりなので、引いて全体を撮ってみようと。
なかなか難しい。
こんな雰囲気の場所なんです。落ち着きますよ。
この階段 とても急で、足場も良くないので、降りるときは気をつけないとなりません。
なるべくここは降りないようにしています。
あら スローシャッターにしたら ブレブレでしたね。これは失敗。
傘さしながらの カメラおさんぽでした。
いまさらニコンD3をゲット
星の写真を検索していたら、ニコンD3や、D700で撮られた写真が思いのほか私好みで、いつか試してみたいものだと思いつつ、なかなか手が出ずに二年ほど経ちました。
すると、ファインダーの視度補正ダイヤルがこわれたものが安く出ていましたので、思い切って購入。
ダイヤルを外して、内部を竹串で突っついて回し、なんとか自分の視力に合わせることができました。しかし、ほっとくとまた遠視側に戻ってしまい、使えない。
そのねじ穴に両面テープを丸めて突っ込み、ガムテープでふさいだらなんとかなりました。
さてその写りは。
めちゃトーンがきれいに出ます。とてもうれしかった。
カビ傷曇りのペトリレンズです。画素数の少ないD3と相性がよいのかも。
星はしばらく撮れないかもですが、昼間でも予想外にきれいに写るので、写真を撮る回数が増えそうです。
妙法寺のあじさい 2020
バテバテになって 撮った写真もパソコンで開くこともなく 放置していたので、今回の写真は、だいぶん前のものです。
仕事の帰りに寄った妙法寺。
小雨のなか 蛇腹を替えてリニューアルされたリンホフに デジカメをつけて撮影です。
合計5キロ近くあります。年々しんどくなります。
現実とは違う幻想の世界。
5キロのカメラもって 坂道をのぼります。汗だく。
寄ってみました。
今回から、現像ソフトを Capture nx-dにしてみました。色がよくなった気がします。
まだまだ研究が必要です。
これを撮った時点でざんぶりになり、カメラを守るため ダッシュで車に逃げました。
次はペトリレンズで撮って来ます。
パール2 ヘキサー75mm f4.5
フィルムで雑に写真を撮ると、現像に出してもろくな写真がなくてがっかりすることがよくあります。なので、撮ってもそのまま放置することがあります。
しかし、せっかく撮ったし、出そうということで、なら写真クラブさんへ送りました。
すると、全部ではないものの、きれいなものもありました。
これはたぶん、オートアップをつけて接写したやつです。しっかりピントきました。
地面に腹ばいになって撮りましたが、あまりいい写真にはなりませんでした。
フィルムメーカーのレンズは良いとよく言われます。本当にそうですね。
淡い色合いが私好みです。
「プロ並みに撮る 写真術」で日沖さんが絶賛したヘキサー7.5cm f4.5です。
露出失敗ですが、案外 怪我の功名。これ、気に入りました。
今回は ベルビア100を使いました。次はネガを使いたいです。
リンホフテヒニカ 蛇腹交換
大判カメラのリンホフスーパーテヒニカくんの蛇腹がぼろぼろで、交換用の蛇腹をヤフオクで買ったのが3年前。めんどくさくて3年放置してしまいました。
重い腰をあげて 交換してみましたが、ピアノの練習を無理にやったせいか、ばね指になりかけていて、こまかいネジの扱いがつらかったです。
蛇腹で悩んでいる人はきっといらっしゃると思い、やり方をアップします。
もちろん正式なやりかたではありません。チャレンジされる方は、自己責任で、十分気をつけてやってみてください。
特殊な工具はいらず、マイナスドライバーが何種類かあれば大丈夫なのですが、そのへんに売っているものは、リンホフのネジにぴったりなことはあまりないのではないかと思います。そのため、わずかに大きめのものを用意して、やすりで削ってぴったりに合わせてやりました。
合ってないドライバーで挑戦するのは、本当におすすめできません。また、ラスペネなどの潤滑油を吹いて、一分待ってから回すなどすれば、ネジを傷める危険を減らせるでしょう。
カメラを後ろから見ています。この四か所のマイナスネジを外します。
次は、正面からみたこの写真で、角のところのマイナスネジが見えますね。この写真では見えませんが、下にもあります。四つ全部外します。
下のネジが見えるでしょうか。
こんなふうに、蛇腹をすこし後ろへ引くと、ドライバーが入りやすいです。私はこれがわからなくて、ずいぶん悩みました。で、しっかり固定してからドライバーを入れないと、めねじ側も一緒に回ってしまうので注意です。
こいつら四か所をしっかりしめてから、ドライバーを使ってください。
ここまでの作業で、ねじはこれだけあるはず。くれぐれもなくさぬよう。
今度はこの子たちを外します。まず、写真のように、ちっこいねじを外します。外したら、このダイヤルみたいなのも、回していけば外れます。そして
こんな感じに全部抜けると思います。このばねがどこかへ飛んでいきやすいので気をつけましょう。
ここまでやったら、蛇腹をカメラから完全に分離できるはずです。
あ、まだ、完全じゃなかった。ここで、見えてるちっこいネジを全部外すと、完全に蛇腹が外れます。
そしたら、ぼろい蛇腹からこのように金属部品をはがして、新しい蛇腹につけかえます。
わたしは、両面テープで簡単に貼ってしまいました。
後ろ側には、こんな金具が四つあるので、これも古い蛇腹からはがして、新しいほうにつけます。これ、今回の作業で一番大事なところかもです。これをいい加減な位置に貼ってしまうと、蛇腹をカメラにつけられなくなります。この穴の位置とネジの位置がぴったりになるように貼らないといけません。
あと、新しい蛇腹は、貼り合わせの線が見えるところが下側になるようにしないと、見栄えが悪くなります。けっこうこれも、作業に必死だと、忘れてしまいますね。
こんなふうに現物合わせしながら切り,革にはネジ穴がないので、千枚通しで穴をあけました。
あとは、順番に元通りにしていけば完成です。そこで一か所苦労したところをお伝えします。
こいつ どうやって戻すんだっけ? となったときはここを見てください。
この写真で一番右のパーツを、長いほうを下にしてカメラに戻します。
こんな感じです。
この状態でバネを入れます。
そして、このダイヤルを最後までねじ込んでから、小さいイモネジを締めて完成です。
全般に、ばらすより組むほうが何倍も難しいです。行き詰まったら、お茶でも飲んで一息いれましょう。
難しいところを詳しく書けなかったのは、いじわるしたのではなく、どうにも言葉にできないところがあるからです。わかりにくいところだらけで申し訳ないです。
でも、難しいところは、落ち着いてよく考えると突破できます。うまくいったら楽しいし、カメラへの愛着も増すでしょう。ネジをいためず、部品をなくさなければ、再挑戦はいくらでもできますので、あわてないことが一番ですね。
リンホフくん、復活です!