神明の花火2018 NIKON D610編

とりおたです。


せっかくのフルサイズデジカメを手に入れて もう少し使えばいいものを 買っただけで安心する悪い癖がでて そのあとフィルムばかり使い あまり活用できていなかったD610です。


インスタで 夜景を見事に撮られるロシアの方がいて その方もD610をお使いということで え!こんなすごいのか つかわなきゃと 今回花火に動員です。


遠くの山の中からなので 望遠だけ持って行きました。たまたまAi改造されてあった300mmです。昔のこういう単焦点は とても安価に手に入りますが 重たいから出番があんまりなかったりします。場所もとるし手放そうか思ったこともたびたびですが、こういうときのためにとっておく価値があります。


でもフルサイズなので、300ミリでも花火は小さくなってしまいました。ほぼ全部トリミングしての掲載となります。





なかなか大きいのはいい絵にすることが難しいです。なんとか画面に入れるので精一杯です。














D610で撮った時はいつもかなりいじって自分のイメージにするのですが 今回ほとんど撮って出しの絵です。(トリミングはしています)


近年明るい花火が多いため 露出オーバーになりやすいから NDフィルターがあるとよい とプロの方のサイトにありました。


遠くから狙うと光もロスがあるだろうから 大丈夫かなと 持っていきませんでした。というか72mmのNDは持ってない。買うと高いので 1日のために出すのは結構悩むところですね。


NDフィルターとは、レンズの前につけて光の量だけ減らすフィルターです。番号によって 減らす量も違います。滝とか撮るときに使いますね。





一つ前の記事の ソリゴールレンズとは違い、コントラストが高い感じです。カメラの違いもあるからどこまでがレンズのせいなのかはなんともわからないのですが。





撮り終わったときは たぶんろくなのがないかなと思って がっかり帰ったのですが、パソコンで開いて見たら 案外まともに写っており 安心しました。


撮ってる最中にピントを変えて 花火をほんとうの花のように撮るテクニックもあるようなのですが いまはとてもそんな余裕はなかったです。


ふつうに撮るので精一杯。


でも久しぶりに撮ることをとても楽しめた いい時間でした。ひとつわかったのは遠くからでも 今の花火は結構明るく、NDフィルターはあったほうがよいということでした。


以前フィルムで撮ったとき 楽しくてバンバン撮りすぎて 最後の方のいい花火で フィルムがなくなり がっかりしたので 今回は三台のデジカメで メモリーにも余裕をもたせてありましたから ちゃんとグランドフィナーレを撮ることができました。



神明の花火2018 ソリゴール編

とりおたです。

ソリゴール?ってなんだろう。


その昔 レンズだけを作ってたメーカーのもので かなりのカメラ好きでなければ普通は知らない製品です。私も詳しいことはわからないのですが、たまたまニコンマウントのがあり インスタで仲良くなった巨匠いっぺいさんから頂いたものです。ちょっとだけカビはえてます。


75-260mmという けっこう広域なズーム。そして 繊細な柔らかい写りに驚き 大切な主力になったのですが フィルムでしか撮ったことがなかったです。Ai改造なるものは当然していないので ニコンマウントなのにニコンD610にはつけられません。


なので アダプターを介してEOS1D Mark2につけました。デジタルで撮るの初めてですが どんな写りをするでしょうか。



フォトラボ hibi



ソリゴールレンズで フィルムで撮った写真の過去記事です。


EOS1D Mark2に入ってるSDカードが、安物で、書き込み速度が遅いので 連写が続く花火の撮影では少し心配です。





繊細な柔らかさはデジタルでも同じでした。このレンズしまってないで もっと外に出して使わないと。今回100枚以上とった中で これが最高傑作だったように思います。これ一枚で報われた。





いつも長秒時ノイズ低減をオンにしていましたが、連写がきかなくなるためオフにしています。現像で露出をマイナスに向けていくと目立たなくなるので まあそれでいいかなと。プラスにするとひどいノイズになります。10年以上前のデジカメなので そのへんは今のものとは比較になりません。





このレンズは 派手な現代の花火より 伝統的な和火が似合うような気がしました。最近あまり上がりませんが。





へたくそなので大きな玉があがるとフレーミングできませんでした。かなり修行が必要と思いました。


場数踏めるほど花火撮影に行くチャンスってないのが残念。





新しいタイプの花火がたくさんあがりました。きっと近くでみたらもっと楽しめたと思います。しかし30周年の 気合い入ったアナウンスにより 例年より混むとの予想でしたので びびって山から見物です。





ソリゴールのこのレンズですが けっこうレアで探すとない。ないけど もしハードオフのジャンクカゴなんかにあれば500円くらいなのでは。そんな感じの有名でもなんでもないレンズではありますが、かっちりクッキリな写りの望遠が多いなか 解像線は細かいのに柔らかい雰囲気で写せるこのレンズはたいへん貴重なものです。アダプターさえ用意すれば EOSで簡単に使えます。

次は 神明の花火2018 ニコンD610編へと続きます。