ひさしぶりに新宿の中古カメラ屋さんめぐり

とりおたです。


もういまさら欲しいものはない?てぐらい 売るほどガラクタがある状態で でも行ってきました。まあほかの用事でついでにですが。


そのむかし銀座のレモン社では たくさんレアなグッズを買わせていただいたので ちょっと変わったものがないか 新宿にできたレモン社を探して行ってみました。


レアなグッズとはズマール専用フードだとか、接写用ヌーキーだとか。そういうものを銀座レモン社で見つけたので 期待して行きましたが 今回その種のモノは見つからず。いや、いまはライカは我慢。



つぎは 長年通いつめた 新宿中古カメラ市場。狭い階段を登って 二階です。店内も狭いですので リュックを下ろして 前に抱えました。電車内のように。


ローライのソフトフィルターなんかあったら嬉しいな と思ったら なかったです。ミノルタオートコードのフードはある。
欲しいけど ローライのフードで代わりになるから要らないかな。


ジャンク品の棚へ行くと ローライコード。おお 欲しい でもこれあきらかにもういらない。手持ちのカメラとかぶる。

ん?距離計なしイコンタ8000円。これは欲しいかもだ。645サイズです。

これ、三脚につけて横位置にしようとすると バランスが悪くなるのです。なので645の蛇腹はあまり好きでないのです。やはり6×6になるのかな?


やや なんと2500円で 6×6のイコンタがあります。同じのすでに持っているのですが…



メスイコンタ


山へ持って行く用にということで持っていました。これの写りはものすごく、スキャナーがないのでまだアップできない いい写真があります。


今回見つけたこのブツは 家にあるのとの違いは レンズがf4.5と少し暗く、逆光に多少強いかもしれないな?というところと、距離計がないため ほんのわずか軽いのではないのかな?というあたりが 


要る 要らないのギリギリの境目になっていました。


というか 要らないでしょう当然。
でも安いなー 磨いてあそぶのにいいなあ


と悩みに悩んで 結局お買い上げ。
スローシャッターはダメですが 25分の1秒から上と バルブは大丈夫なので、メンテに出さずに使うことが可能なようです。


もう一つ気になった物件は 大判カメラのボディに ニコンの一眼レフをくっつけるアダプター。


EOS用のものは持っていて ベリートの写真で大活躍しています。ところがそのEOS用のものは 取り付ける部分のサイズが小さいため ガタがあり、そのガタを我慢して一年半使っています。(簡単に撮っているように見えるかもなのですが けっこうたいへんだったりします。ベリートを使った撮影)


いや、EOSのがあるなら そこからニコンのアダプターをかませて ニコンにつければいいと思いますが 私も調べたのですがそういうのは売ってないようです。


ニコンのほうがフランジバックが長いため、ニコンにEOSのレンズをつけると レンズが前にせり出し 無限遠が出なくなります。(逆に ニコンレンズをEOSにつけるというのは 無限遠もちゃんと出るアダプターがあって可能です)

なので わざわざニコンにEOSのレンズをつける人がいないから作られていないようなのです。ジャンクレンズを利用して作ることも考えましたが 何か一つ破壊してしまうというのがどうしてもできなく ずっとこれは懸案事項だったのです。


で、このアダプターですが ディスカバーフォトさんに注文すると作ってもらうことができます。しかしそれなりの値段になるので、なかなか厳しかったのです。


頼んで作ってもらうよりは安かったのでこちらも結局購入。これで、ニコンD610を大判カメラにくっつけ 2000万画素のベリートの世界を堪能できることになりました。





ホテルへ戻ってウェットティッシュで磨いていたら ソフトボールがすごいことになっていて カメラそっちのけにて 上野投手を応援。残念でしたが 素晴らしい試合でした。わたしも何かに情熱を捧げて生きなければ、と思いました。





こちらが大判→ニコンマウントアダプターです。精度がとてもしっかりしており、グラつきませんでした。そして、なんと、縦横の切り替えまでできちゃう。これはたいへんな優れものでした。


実写結果はまたのちほど。

ローライフレックス スタンダードで逆光のひまわり

とりおたです。


明野村に何度も行ってるので またひまわりかーという感じで みていただいてる方々には申し訳ないのですが、またしてもひまわりです。


しかしフィルムカメラ、しかも80年以上前のローライフレックス スタンダードです。どんな味のある写真を見せてくれるのでしょうか。けっこうドキドキして到着を待っていました。



ローライフレックス スタンダード 内面反射対策



こんな感じに 中に植毛紙を貼り 少しでも写りをよくしようとしてみました。でもレンズはコーティングなどない時代のもの。いい感じに逆光で 見事にフレアが ちょうどよく出てくれたらなと 願いつつ撮りました。





そのとき感じたまぶしさが 記憶の中のまぶしさがそのまま定着された感じです。この写りには満足しました。





やりすぎ感はありました。80年前のレンズにそこまで無理させちゃいかん。





今思うと もう少し絞っても良かった。絞りF5.6でした。古いシャッターに500分の1秒という無理をさせました。ごめんねローライくん。





だんだんクオリティが下がって行く。
このへんにしておきましょう。


12枚撮れる中で 1枚好きなのがあれば成功と思っています。一番上のがあるので ああ撮ってよかったな という気持ちでくつろいでおります。


このレンズで夜景を撮りたいという野望もあるのですが なかなかうまいことケーブルレリーズがくっつかないのです。直接手で タイムシャッターをいじってもよいのですが…それだとぶれるかなとか。


植毛紙を貼った効果は あったのかなかったのかよくわからない感じでしたが、貼ってなければ もっとまっしろけの 完全失敗写真になっていたのかもです。これはこのまま貼っておこうと思います。