EOS10D

とりおたです。
デジカメは、EOS 1D Mark IIと、20Dを使っております。どちらも10年ほど前のカメラで、最新のものと比べると、きっといろいろと劣ると思うのですが、気に入って楽しく使っています。もう修理ができないので、落としたりぶつけたりしないよう細心の注意を払っています。


いろいろと調べていたらそれよりさらに旧型の10D、600万画素のカメラが、案外と高い評価を一部の人から受けています。それはずっと気になっていました。それで、ちょっとした贈り物に10Dを購入して、渡す前にちょっと試し撮りしてみましたところ、


あまりの写りにびっくりしました






EOS10D




EOS10D




浮きたたんばかりの超絶な立体感です。デジタルというよりフィルムっぽい感じもなんとなくします。シャッター音も、20Dよりもずっと静かで、上品な音です。猫ちゃんなど撮る時にこの静かさは助けになりそうです。


20Dのほうが、電源を入れてすぐ撮れるなど様々な利点があります。10Dは、EF-Sレンズが使えないという不利なところがあります。しかし、基本的にニコンの古いレンズしか使わない私には特にそれは問題ないです。連写もしないから必要ないですし。


そんなわけで、物欲が落ち着いていたのに、この10Dはなんとか自分用も一台欲しいなと思い始めました。春の花などを撮ったらすごくよさそうです。


EOS20D


低画素のほうが階調が豊かに出るということを言っている人達もいます。難しい理屈はわからないですが、出てくる絵はとても気に入りました。

ローライフレックススタンダード 内面反射対策

とりおたです。
古いローライや、ハッセルブラッドは、内面反射というものが起こって写りが悪くなると言われています。たしかに、反射によりハレーションが起こり、少し色が薄くなるような感触はあります。それも味と思って、そのまま使って楽しんで来ましたが、内面反射を抑えて、レンズ本来の描写を確かめてみたいという気持ちも同時にあります。


そこで、植毛紙というものをアマゾンで買いまして、自分で中に貼ってみたいと思います。





ローライフレックス スタンダード




撮影に行けないので、ひたすら磨きに磨いていました。すると、綺麗になるよりも、さらに塗装がハゲハゲになってきたようです。しかし、磨き込むほどに愛着が増し、はやく撮影に行きたいという気持ちも高まってきます。





ローライフレックス スタンダード 内面反射




光が反射しているのが写真でもわかるでしょうか。これが暴れて、フィルムに影響を及ぼします。必ずしも悪影響とは限らないのが難しいところです。きれいににじんだりかすんだりしてくれることもよくあるので。





ローライフレックス スタンダード 植毛紙




こんな感じに、薄い紙を使って型紙を作っていきます。素人なので、そんなにきれいにはできません。しかし、なるべくていねいに、心をこめて作業しました。





ローライフレックス スタンダード 植毛紙




全部貼ったところです。反射が相当吸収されているのがわかるでしょうか。


このチューンナップのよいところは、撮影結果が気に入らなければ、簡単に剥がして元に戻せることですね。とはいえ、いい写りになってくれれば嬉しいです。古い二眼レフをお使いで、コントラストが低くなることにお悩みの方がいらしたら、気軽に試して見てはいかがでしょう。


撮影結果は後日必ず掲載します。