去年よりだいぶ楽な下山

とりおたです。


登山靴に インソール二枚入れて行ったところ、カカトにマメができなかった。足はいまのところ どこも痛まない。それだけでもありがたいのに アミノバイタルのおかげなのか あれだけきのう登ったにもかかわらず 筋肉痛がない。


これは なにかいつもとちがうぞ。
ただ、下りは 急なところで 大石ゴロゴロのところを歩きますから だんだん足の裏が痛くなるだろうことは想定していました。それでも、歩き始めから痛いのか、途中で痛くなるのかは ずいぶん違います。


山頂に再び立ってから帰れると思うくらい余力はありましたが、きっと後半足の裏が痛いだろうと考え できるだけ早く下りれるよう すぐ下山開始です。


小太郎尾根から富士山


おひさまが すこしだけ昇っていました。
ここからの富士山は山頂からより もっと様になっている気がします。


右俣から北岳


リュックをまだおろせる余力がありました。こんなすごいところを登ってきたのか。信じられないなと思いました。





もうすこし早く来たら 紅葉がもっと良かったのでしょう。





これはうまく写っててほしいなと 気持ちを込めての一枚でした。


けっこう あっという間に二俣まで下りてきました。さてそこから 

白根御池小屋→樹林帯

で帰るのか

大樺沢コースで帰るのか。


ここ最近樹林帯ばかり使いましたから若干飽きてきましたから 沢沿いの大樺沢コースで帰りましょう。


こちらのほうが 長い代わりに 斜度がかなり緩いです。登りもこちらにしておけばよかったかな?





沢沿いの景色もなかなかでした。しかし、ヘロヘロすぎて リュックを下ろしてカメラを出す というのがなかなかできませんでした。足の裏も予想通り 痛み始めました。


しかし 中敷き二枚の効果もあり 耐えられないほどではなかったので 一歩動いては休み みたいにはならなかったです。


登りよりもしんどい下り


去年の下りの苦労の記事です。
久しぶりに読んで 辛かったんだなと思い出しました。


北岳紅葉


秋ですね。


足の裏は痛みますが 歩みを止めるほどではなく サクサクと下りてきました。


沢が美しく いい絵になりそうなところがたくさんありました。三脚を出してスローで撮ればきっとよかったのですが、もうヘロヘロのボロボロで 前に進むのがやっと。これはもう やむを得ないですね。


でも 帰りの様子がわかるよう一枚だけ撮りました。





石がゴロゴロして急なところは特に足が痛いですが、この感じのところは 楽でした。

結局 肩の小屋から 4時間30分で広河原に到着です。去年の半分くらいの所要時間でした。お天気にも恵まれて 楽しい山旅となりました。

肩の小屋からご来光

とりおたです。


星を撮り終えて また毛布にくるまり あまり眠気を感じなかったのに いつのまにか眠っていました。そして 4:30ごろでしょうか。電気がついて スマホも使えるようになっていた。



ちょっとこれはやばいなと思う寒さ。
あわてて 持っている服を全部着ました。

ご来光を時間を気にせず撮るため 朝ごはんは 無しにしていたのでした。カロリーメイトを1本だけ食べて またカメラと三脚を持って外へ出ます。





しばらく待つと こんな感じに光芒が現れました。





この微妙な青の時間。寒さもしばし忘れる感動。


そして 日の出を待ちます。





来ました。





ご来光を見ると なにかエネルギーもらえますね。8時間歩いた苦労も報われた。


朝 山頂に行き 八本歯の方を回って帰るという人が何人かいましたが わたしは このまままっすぐ下山することにしました。


無事に下りられるかな。一番心配な下り。