レチナで撮る空

とりおたです。


動物園の記事の予定でしたが レチナで撮った空の写真が
返ってきました。


ヘリゴンレンズは噂通り 柔らかい描写でした。




空の上にいることが日常ないので、どうしてもたくさんシャッター切ってしまい、似たようなコマがたくさんになってしまいます。






いつも X線を心配して フィルムを飛行機に持ち込むことをためらっていました。
影響ないという話も多かったのですが 念のためX線を回避してもらいました。







雲の表情は変わって行きますが 似たような写真ばかりになってしまいます。





フィルムは一番好きなポートラ160です。

二眼レフの長所

とりおたです。


またしてもトラブルで スマホからでは写真がここに貼れなくなり、止むを得ず 文章だけの記事になります。


二眼レフの良いところは、という質問をいただいたので、こちらでゆっくり考えてみたいと思います。
  1. 見た目がかわいい
レトロ感があって、撮らないときでも 部屋に置いておくだけで なんかいい感じです。これ、もしかして最大の長所。

     2.  レンズが いい

一眼レフだと、可動式ミラーが動くために、その部分にレンズの後ろ玉を置くことができません。そのため レンズの位置に制約がでて レンズ設計に無理が出やすいのだそうです。二眼レフは 可動式ミラーがないため、レンズ設計に自由度が増し そのため 良い描写のレンズが多いということです。

   3.  割とこわれにくい

これ、日沖宗弘さんが本に書かれていましたが、電気ポットは壊れるが、ヤカンは壊れないのと同様、二眼レフは壊れにくいとのこと。たしかに 機構が単純なので、壊れにくく長持ちします。

しかし、長年押入れに入っていたようなものは、だいたい調子悪いです。きちんと整備してもらったものは 壊れにくいということは言えそうです。


    4.  ローアングルがしやすい


上からのぞいて前が見える ウエストレベルファインダーなので、足元のタンポポなどを撮るとき、地べたに寝そべる必要がなく、しゃがむだけで楽チンにローアングルができます。


  5.  人を撮るとき いい

お辞儀をしながら撮るせいなのか 二眼レフがかわいいからなのか こんなカメラで写るのかなと バカにしてくれるせいなのか あまり 人に威圧感を与えず、自然な表情、良い表情がもらいやすいように思います。


 さてこれだけいいところもありますが、どちらかというと欠点の方が多く


   1. レンズ交換ができない。


マミヤCシリーズがあるじゃないか!と怒られそうですが、Cシリーズはその分でかくて重くなるという。一般的な二眼レフはレンズ交換ができないので、ストイックに標準レンズだけで撮るしかありません。しかし、それは考えようによっては長所ともなります。


   2.  接写がしにくい


接写用のアタッチメントレンズ、ローライならローライナーという部品を使えば、一応接写もできますが、それがない場合、だいたい最短が1mくらいのものが多いです。寄れないから花のアップとかできない。でも、これも、考えようによっては長所ともなります。


  3.  動くものが撮りにくい


 ウエストレベルファインダーは、ローアングルしやすいという利点はありますが、左右逆像になりますので、散歩中のワンちゃんを撮るときなど、熟練の技が必要になります。めっちゃ練習すると、自然に動くものが追えるようになるらしいですが…

他にも欠点あげればきりがないかと。
しかし、二眼レフは なんか楽しい。

高価なものでなくても メンテナンスされていれば 驚きの写りです。カッコから入るのも とてもよいことなので 二眼レフで遊ぶ人が増えてくれたらいいなとおもっています。