飯盛山(めしもりやま)登山

とりおたです。
雨の多かった10月、珍しく晴れ間が出ました。昼間みんな一生懸命働いているときに、山で遊んでいてもいいのか?と思いながら行ってきました。


地図で見ると、平沢峠というところから登るようなのですが、そこがなかなか見つからない。


迷っているうちに大きな駐車場を発見。


八ヶ岳一望




こんなふうにさえぎるものなく八ヶ岳を見たかったのですが、なかなかこういう場所が見つかりませんでした。


本当はこの駐車場からすぐ登山ができたのですが、平沢峠はどこ?平沢峠はどこ?と、さらに車で無駄走りをして、結局またここに戻ってきました。





飯盛山登山口




駐車場のすぐそばに、登山口がありました。
1時間ほどの登りというけども、どうなんでしょう。





飯盛山




こんな雰囲気のところを登ります。





飯盛山




急なところがあったとしてもこのくらい。





飯盛山




こんなふうに平らなところも多いです。とても歩きやすい。


はじめから急登につぐ急登の北岳とは、ずいぶん違います。日帰りで気楽に登るにはこういう山がいいな、と思いました。





飯盛山




紅葉は終わってしまったような感もあります。





マインドル登山靴




今回は登りの時点では、左のかかとが少し擦れるだけで、おおきな問題はありませんでした。


教えて!gooで調べたところ、登山靴は、下りでは、まず足の甲のところまでの靴ひもは、足首を90度にして、ガッチリ締める。そこから上のひもは、足首を伸ばして(わかりにくいかも。水泳のバタ足のときにする体勢ですね)、きっちり締める。


これで、かかとがすっぽりおさまり、靴の中で足が移動しにくくなり、つま先が当たって下りで痛いというのを防げるとのことでした。


この履き方をためしたところ、ずいぶん調子がよかったです!それでもかかとの収まりがいいぶん、かかとが擦れました。あと、下りでは、小指にマメができました。北岳ではここにマメができなかった。


あと、今回の山歩きではつま先は最後まで大丈夫でした。





飯盛山









間違えてこちらの山頂にきてしまいました。
一度降りて、飯盛山の方へ向かいます。ちなみにここの展望も決して悪くはありません。





飯盛山から富士山




雪化粧の富士山。





飯盛山




紅葉のピークを過ぎて、渋い色合いの木々。


花は盛りに、月はくまなきもののみを見るものかは。というのが古文であったように思います。ピークの時以外にも美しさはあると最近思うようになりました。





八ヶ岳




飯盛山山頂




わりとすんなり上まで来れます。初めての登山にもぴったりないい山です。ここでおにぎりを食べて、下山です。










帰り道、枝分かれしているけれども、きっとこれは後で一本に合流するのだろう。と、勝手に判断し、登ってきたのと違う道を降りて行ったのがまず失敗。


しし岩という所に下りたいのですが、案内標識が、「清里駅35km」みたいなのしか出ないのです。若干あわてて登り返すと、慣れていそうなおっちゃんを発見。


どっちの道でも大丈夫だよ。そして太い道路に出たら、駐車場へは左に向かえばいいよ。右に行くと野辺山。


はい!ありがとうございます!と、命拾いした気持ちで、元気に下りました。





飯盛山









そして、太い道路に出ましたが、自分が車を置いた駐車場は、右へ、つまり登る方向へ行かないとならなかったのです。


しかし、おっちゃんは左だと言うので、半信半疑なまま左へ。かなり歩くと、下の方の有料駐車場のほうでした!


こっちじゃなかった。


もうすぐ休めると、下りでこしらえたマメの痛みを耐えて下りてきたのですが、ここからさっきの出口までまた登り、そこからさらに登って、ミニカの待っている駐車場へ戻らないとなりません。


あー


そして1時間をかけ、やっとのことでもどってきました。





北岳遠望




その道の途中で撮りました。小さく北岳が見えます。あんな上まで自分の足で行ったのか。と、感慨にひたりました。


この山はいろんなところに登り口があるようなので、最初は、登ったら来た道を正確にトレースして下りた方がよいと思います。そうすれば登りで1時間くらいの軽い登山ですから、ゆるく楽しめるでしょう。


また、簡単に登れる割に眺めはよく、エネルギーのコスパはずいぶんよいのではと感じました。雪が積もったらまた来て、雪山の訓練をしようかな。


ここは、夜の星もすごそうです。また通うことになりそうです。

D610で試しに星を撮りました

とりおたです。
台風一過で空が晴れるであろうというタイミングを狙って、ニコンのD610で星を試してみようと思い、行ってきました。


国道356号から精進湖へ向かうところの道で、小高いところに上がった場所に夜景の素晴らしい場所があります。ここ2年ほど、ここから夜景を撮れないものかとずっと考えていました。


しかし、道も狭いですし、三脚なんか立てることは不可能。せっかく高感度の使えるカメラなので、手持ちで行ってみようかとも思いましたが、それでも相当危険が伴います。安全第一かなと思い直し、危ない撮影は遠慮しました。


それより下の安全な場所で手持ちをしてみたところ、感度1600でもシャッター速度は1秒くらいあり、手ぶれのブレブレになりました。


そしてそのまま精進湖についてしまいました。





夜の精進湖




現像のさいに少しだけ明るさを足しました。平日でしたが、キャンプしている方が数名いらして、おかげであまり恐怖感なく撮影ができました。


そして、本栖湖の方はどうかな?と思い行ってみると、残念ながら雲が多く、星を撮るのは難しい状況でしたので、そのまま国道300号を下ります。


ちょっと下ったところに駐車スペースと、南アルプスの展望台があります。ここでいつも星を撮っているので、テストにはもってこいかなと。





夜の精進湖




あ、ごめんなさい。これは精進湖で、富士山を外して撮ったものでした。





国道300号 星




現像でもっと明るい絵にもできるのですが、パソコンでちょうどいい明るさにして、iPhoneに持ってくると、ずいぶん暗いです。今後は、現像をパソコンでなく、iPadでやってみたいなと思っております。
きっと色も見やすく、いい仕上げをできるのではないかと。





国道300号 星




これも、もう少し明るくしたほうがいい絵なのかもなんですが、その場の雰囲気を忠実にと考えますと、明るさはこのくらいなのではないかと。





国道300号 星




ちょっと明るくしますとこんな感じになります。でも肉眼では星はこんなに明るくないので、ちょっといじりすぎの罪悪感はありますね。


価格コムなどで情報を集め、D610とD750では高感度性能にかなり差がある、という話だったのですが、初期デジカメでずっと耐えていた自分にはこれでも綺麗すぎだなと感じる、全然不満の出ない画質でした。あとは腕だけですね。


いろいろ試してみたいので、次はもう少しリスクをかけて、光害のない、山奥で撮ってみたいです。

男の適当料理 ほうとう

とりおたです。
ひまじんなので料理をしたいと思います。ほうとうと言っても、本格的に自分で麺から打つ、なんてことはなく、スーパーで買ってきた麺をゆでるだけ。
汁のほうだけ作ります。





ごぼう 水にさらす

ごぼうを水にさらして


ほうとう作り

ニンジンを切り


ほうとう作り

豚肉を入れて煮ます。本来的には炒めてからなのでしょうか?まあ適当料理ですので。


ほうとう作り

ほうとうと言えば定番なのはかぼちゃですが、サツマイモが安かったので代わりにこれを入れてみます。煮崩れするから、あとから加えるようにします。


ほうとう作り

沸騰しましたら、あくをとって


ほうとう作り

すこし蓋を開けて煮ます。


ほうとう作り

このへんだな!というタイミングで、サツマイモを足してまた煮ます。


ほうとう作り

麺を別茹でにするのがとりおた流です。


ほうとう作り

麺を茹で始めてから、汁の方にお味噌を加えます。
いつも目分量なので毎回味が違います。


ほうとう作り

見た目は悪いですが味はなかなかです。ごぼうが、すこし硬かったので、もう少し煮れば良かったかな?でも、待ってられない人もいます。


これから寒くなる季節はこういうあったかいものを食べたいですよね。

山に持っていくカメラについて

とりおたです。
北岳から降りてきて二週間になりますが、まだ左足がしびれています。それだけ無理をしてしまったということでしょうか。


15年前に登ったときにはブロニカS2に交換レンズ3本持って登りましたので、まだ、そのくらいは背負えるというつもりでいました。ひさしぶりなので軽めにしようと、蛇腹のカメラ一台だけ持って登りましたが、それでもかなり重く感じました。


体を鍛えなおして、重いのを運べるようにするか。または今の体に合ったようにするのか。


体力が尽きてくると、いろいろ持ってきたことを後悔してしまうので、やはり数を絞って、精選して持っていかないとならないようです。





イコンタ三兄弟




蛇腹のカメラの弱点は、あまり近接して撮れないことです。最短がたしか1.5メートルくらいだったでしょうか。とにかく寄ってアップにするしか能がないとりおた方式には、あまり合っていなく、そのため持っていてもほとんど出番がありませんでした。


畳んで小さくできることから今回出番が出てきたわけですが、写りの良さにかなりびっくりしたので、一気に主役になってきそうな感じです。


写真の一番左は、6×9センチ判。8枚しか撮れない代わりに、高画質。


使いにくいところは、左手でシャッターボタンを押さないとならないところでしょうか。三脚に普通にセットすると、横位置になります。


真ん中は最近ゲットした、6×4.5センチ判の、スーパーセミイコンタです。16枚撮れます。


学生のころ、これがいいなと思いつつ買えませんでした。その当時は20万くらいだったでしょうか。


大きさ的に、小さいので出番があるのではないかな?と思って入手してみましたが、小さい割に案外ずしっと重いです。また、三脚に普通につけると縦構図を強制されてしまいます。そこが一番私には困るところ。


右側は今回北岳で活躍してくれた6×6センチ判のメスイコンタです。これが一番軽いようです。オーバーホールもしてあるので状態も一番よいです。


正方形ですので、縦位置横位置を気にしないで撮れるところはやはりいいですね。距離計が連動しておらず、距離を測ってから、レンズのほうのピント位置もいじらないとならないところは欠点かもしれないです。


と、いろいろ気になるところはあれど、小さくたためて、大きさの割に軽くて、たいへんきれいに写るというところは、欠点を帳消しして余りあるものだなと感じています。まさか、蛇腹がこんなに気にいるとは。


6×9のイコンタは、蛇腹のコンディションがよくなく、おそらく小さな穴は開いているものと思われます。ところが、蛇腹については調達できそうな目処が立ってきました。すぐには直せないですが気長に取り組んで、また詳しくレポートしたいと思います。


台風でやることがなく暇だったので一日中磨いてみました。サビがなかなか頑固で取れません。





スーパーイコンタ69




高山植物など、小さな被写体をアップにしたりしたいときは重いのを我慢して一眼レフを。そうでなくて遠景だけを割り切って狙うときは蛇腹のカメラを持っていこう。そんなふうに考えがまとまりました。


遠景しか撮らないなら、いっそのこと距離計もない方が軽くていいかな?


あとは露出計です。スマホの無料アプリでもかなりちゃんと計れたのですが、電池が切れた時に困りますから、やはり露出計は必要です。これも今出ているものはかなり軽量なようです。古いものにこだわるだけでなく、新しいものも取り入れつつ古カメラ道を歩いていこうと思います。






ニコンの純正現像ソフトを使ってみました

とりおたです。
先日アップした、ニコンD610の写真の画質がどうもよくないと思い、せっかく付属していたCDから、ニコンの純正現像ソフト、ViewNX2というのをパソコンにダウンロードして使ってみました。





nikon viewnx2
ViewNX2で現像





raw therapee raw therapeeで現像





露出補正もいじったので明るさが違います。純粋な比較にはならないかもしれません。というかなりませんね。


見比べて見たら、そこまで違わない様な気もしました。






viewnx2




viewnx2




なんかこの池の写真に関しては、純正ソフトがいいように思いました。





viewnx2




スマホでみるとあまり違いがわからないのですが、パソコンで見るとなかなか奥行き感があって、面白いです。これから研究のしがいがありますね。


はやく星を撮ってみたいのですがこれから台風です。家でゆっくりすることにします。

サンダー平山さんの思い出

とりおたです。
カメラを始めて間もない頃、露出や構図やカメラの扱い方全般にわからなかったので、いろいろな本を読んで勉強しました。


わからないのに月刊カメラマンなどの雑誌も毎月買いました。わからんのに読んでいると、不思議なことにだんだん用語を覚えたりして、読めるようになってゆきました。


そんなときにサンダー平山さんの書籍を手にとり、わかりやすくて面白かったので何回も何回も何回も読んで、ほとんど暗記するくらいに読んで、完全に頭に入ったと思ったので、新たにカメラを始めるという友人にあげてしまいました。


で、今、もう手に入りにくい。


そして、カメラから完全に離れていた間にサンダーさんがお亡くなりだったことを知り、ショックを受けました。


写真も文章も大好きだったので。


会ったこともないのに勝手に師匠と思っているサンダー師匠の教えによると、初めからいいカメラを持たない方がいい。中古のボロいカメラを使って、一生けんめいにうまく写るように頑張ったほうが上達する、とのことでした。


師匠の教えに従って、ボロいカメラばかり使っています。上達したかはわかりません(^^)


サンダー師匠は自らを写真機家と名乗っていました。そして、ガムを買うようにカメラを買ってしまうと。


最近わたしもガムを買うようにカメラを買ってしまっています。





スーパーセミイコンタ




スーパーセミイコンタです。インスタに貼ったところ、海外から「このカメラ持ってるよ!」というコメントを頂きました。と、話しがそれましたが


撮影のときに、長いあいだの訓練により無意識にやっている動作も、よくよく振り返ると、サンダーさんの本で学んだことがかなりの割合をしめています。今にいたるまで大きな影響を受けています。


なので、とても感謝しているのです。直接伝えることはもうかないませんが、できるだけいい写真を撮れるよう、がんばって恩に報いたいです。

ニコンD610を使って見ました

とりおたです。
キタムラさんで取り寄せたニコンD610が到着したということで行ってみました。


中古でも状態によりランクがあるようで、Bというのはいわゆる並品というのでしょうか?Aよりかなりお安くなっているB品です。そんなに期待していなくて見に行きました。


傷とスレがありますという説明を受けて、見てみると、私の基準ではどこにも傷が見当たりません。で、作動もバッチリでしたので、思い切って購入しました。


半年間、一生懸命働いた証として、ちょっとぜいたくしました。


初めにつまらないものを撮ってはもったいないと、わざわざ車山高原に出かけて見ました。





白樺湖付近




ニコンD610 白樺湖付近




とりおたのフルサイズ一眼レフデビューです。ちょっと型落ちですが、私には十分すぎるカメラです。





ニコンD610 車山高原




レンズですが、古いニッコールSオート50mm f1.4のAi改造してあるものをこの日のために用意してありました。このカメラに付けられるレンズは今の所、これ一本しかありません。


しばらくはこれでがんばります。





白樺湖ロイヤルヒルスキー場




白樺湖の、ロイヤルヒルスキー場です。なかなかいい感じの眺めでした。





八ヶ岳




右端にうすーく富士山が見えます。富士山完全に脇役。





ニコンD610 コスモス




帰り道、いい感じのコスモスがあったのであわてて車を停め、撮ってみたのですが、風が強く、でたらめにシャッターを切って、これ一枚だけちゃんと写っていたという次第です。


古いレンズではもしかするとこの高性能ボディを生かしきれないのかもしれないのですが、これからゆっくり研究して、いい絵を出せるようにしていきたいですね。


ビーナスライン その2

EOS10D その3 車山高原

車山高原つづき

同じ場所を撮った過去記事のリンクです。タイトルがいけなかったのか、ほとんど閲覧されていないので、もしよろしければこちらもご覧になっていただけると嬉しいです。