ローライフレックス スタンダードで逆光のひまわり

とりおたです。


明野村に何度も行ってるので またひまわりかーという感じで みていただいてる方々には申し訳ないのですが、またしてもひまわりです。


しかしフィルムカメラ、しかも80年以上前のローライフレックス スタンダードです。どんな味のある写真を見せてくれるのでしょうか。けっこうドキドキして到着を待っていました。



ローライフレックス スタンダード 内面反射対策



こんな感じに 中に植毛紙を貼り 少しでも写りをよくしようとしてみました。でもレンズはコーティングなどない時代のもの。いい感じに逆光で 見事にフレアが ちょうどよく出てくれたらなと 願いつつ撮りました。





そのとき感じたまぶしさが 記憶の中のまぶしさがそのまま定着された感じです。この写りには満足しました。





やりすぎ感はありました。80年前のレンズにそこまで無理させちゃいかん。





今思うと もう少し絞っても良かった。絞りF5.6でした。古いシャッターに500分の1秒という無理をさせました。ごめんねローライくん。





だんだんクオリティが下がって行く。
このへんにしておきましょう。


12枚撮れる中で 1枚好きなのがあれば成功と思っています。一番上のがあるので ああ撮ってよかったな という気持ちでくつろいでおります。


このレンズで夜景を撮りたいという野望もあるのですが なかなかうまいことケーブルレリーズがくっつかないのです。直接手で タイムシャッターをいじってもよいのですが…それだとぶれるかなとか。


植毛紙を貼った効果は あったのかなかったのかよくわからない感じでしたが、貼ってなければ もっとまっしろけの 完全失敗写真になっていたのかもです。これはこのまま貼っておこうと思います。

6 件のコメント:

朽木鴻次郎 さんのコメント...

おはようございます。
僭越ながら、ぼくも一番上、それと、上から二番目の写真が好きです。
すっごい暑いけどさわやかな感じが、ひまわりにピッタリヽ(´▽`)/

とりおた さんのコメント...

こうじろうさん、おはようございます。
一番上が気に入っていただけると とても嬉しいです。
いい写真だけを載せると とても撮影が上手だと勘違いされてしまうので、そうならないよう へぼいものも貼って 苦労して撮ってますということが伝わるようにと。
でも下二枚はやっぱ 内緒にしとけばよかったかな^ ^
フレックスを使ったらば 次はコードにフィルムを入れたくなります。

Rikkie さんのコメント...

どもども、とりおた殿。

半世紀以上前のローライフレックススタンダードが快調に動くこと自体がすごいことですね。
やはり逆光ではフレアがかりますね。しかし、眩しいシチュエーションで眩しい写真になるのが自然とも思えます。
なんだか同じようなことをあちこちで言ってしまって申し訳ないのですが、強烈に修正をかけたデジ画像も疲れるものです。

コードもトリオターのコードでしたっけ?
拙僧は金策で手放してしまったので写真を楽しみにしています。
やっぱり、ちょっと惜しかったですが、120判フィルムが気軽に使え無くなってしまいましたから稼働率は上がらなかったでしょう。

とりおた さんのコメント...

どもどもRikkie師匠、コメントお待ちしておりました。
はじめ 動きめちゃくちゃ悪かったこのローライ、某修理屋さんではヘリコイドのグリスアップができないということで 他のところへお願いして、すべて完調にしてもらっております。その上で内部に植毛紙を貼りました。この写り 大変気に入りました。
f3.8ですと ベリートっぽい描写になるので、ほんとはそちらが好きなのですが なかなか数も少なく、配下に収めるのに苦労しております。

旧型のトリオター、コーティングありのトリオター、いずれも整備済みで出番を待っています。それぞれレンズの味が違い 面白いですね。
師匠のおっしゃる通り まぶしい場面では フレアが出た方が自然とわたしも感じますので、この作風で今後もやっていく所存であります。

aco さんのコメント...

1枚目、私も好きです。
夏の雰囲気が出ていて、ひまわりに合いますね〜。
フレアやゴースト、絶対出ちゃだめなものでもないと改めて思います(^ ^)
それらもレンズの味かなぁ、と。

とりおた さんのコメント...

acoさんこんばんは(^^)
わたしの場合フレアを出したくて古いの使ってますので ある意味自分にあざとさを感じるのですが、まあ楽しければいいですよね。
昔読んだ本で ツァイスの考えは 人間の目が感じるように。人間の目には歪みもあればフレアもあると。それらを全て取り除くと純粋な真水のように美味しくなくなるというような話だった気がします。
くっきりデジカメの鮮やかさに疲れたときにこれ見たのでホッとしました。