初日の出を見に 三つ峠へ

あけましておめでとうございます。今年も 月と二眼レフを よろしくお願いします。とりおたです。


めったにないことに 大晦日に飲みに誘われまして お酒の弱い私は 一杯だけ飲んで あとは自粛し 早朝の登山に備えました。


2時間くらいしか眠れずに出発の時間です。昨年に引き続き 前途有望な若い友人が 同行してくれました。


昨年は 早く着きすぎ 山頂で強風に吹かれ かなりしんどかったため 1時間遅らせて 登り始めました。午前4時すぎに登山口に立ちました。


積雪はほぼなかったのですが 所々凍っており なるべく凍ってないところを、選びつつ歩きました。


ふうふういいながら なんとか山頂に立ちましたら 去年よりも風が強い。





三つ峠 富士山 元旦




初日の出よりも どちらかというと こっちを撮りたいほうが大きいです。風が極めて強く どなたかの三脚が倒れました。これだけ寒い状況では 手袋を風で飛ばしてしまうと かなり危険な状況になります。


手袋の管理には 最新の注意を払いました。





三つ峠 初日の出




じわじわと夜が明けてきます。あまりに寒いので ずっと その場ジョギングをしていました。


ご来光だけでなく ことしはもう少し 周りを見ていました。





三つ峠から八ヶ岳




三つ峠 富士山




三つ峠から 南アルプス




そうこうしているうちに だんだんとご来光が近づいて来ます。





三つ峠 初日の出




三つ峠 初日の出




三つ峠 初日の出




昨年は 古い古い EOS20Dで撮影し 非常に満足いく 写真が撮れました。ことしは それよりはずっと新型な ニコンD610で撮ったのですが 光の階調が 20Dよりも 出にくい印象です。他のシーンでは 素晴らしい写りを見せるニコンD610なのですが ちょっとこの日の出は 狙い通りには行かなかった。


去年同じ場所で撮った 20Dの写真はこちらです。





三つ峠 初日の出 EOS20D




昨年末 「来年はカメラを買わない!」宣言をしましたが、早々から 公約違反をしそうな 予感です。


20D やはり 必要な気がします。(手放してしまった)


そして ご来光も撮ったし 降りようということで 凍った斜面にビビりながら 下山開始です。





三つ峠山荘を臨む




降りていくと 三つ峠山荘 四季楽園の ふたつの山小屋が見えます。なかなか、絵になる風景と思いました。





三つ峠 元旦 富士山




この時間帯の 穏やかな富士山も好きです。


これ以上写真を貼ると 表示がおそらく重くなると思いますので 下山中の様子は 次回にしたいと思います。鼻水たらしながら 降りてゆきます。

冬の飯森山登山

とりおたです。
とっても天気がよかったので 八ヶ岳の近くの 飯森山に再び登りました。


どんな感じでしょうか。





八ヶ岳 冬




平沢峠の駐車場です。この遮るもののない、雄大な八ヶ岳が見えるこの場所はお気に入りになりました。





飯森山 冬




結構 雪が積もってます。思いつきで来て、登る準備してこなかったですが 大丈夫でしょうか。


いちおう 登山靴だけは いつもはいている。





飯森山 冬




雪道をてくてく歩きます。時々滑りました。





飯森山 冬




汗をかかないよう ゆっくり登ります。でも汗かきますね。





飯森山から富士山




これが見たくて登ってきました。ここで星を撮ったら どんなにすごいのでしょう。


でも 夜中にここまで来れるかという問題がありますね。臆病者なので





飯森山から八ヶ岳




この写真は気に入りました。

で、下山中 一度滑って転びましたが とっさにカメラをかばって 自分よりカメラを優先してしまった。





ザンバラン フジヤマ




この靴で初めて山に来ました。慣らしを長期間やったので とても調子がいいです。でも、これと同じ靴を予備でもう1つ買ってしまいました。





冬木立 八ヶ岳




冬木立が美しかったですが 50mmレンズ一本では なかなか 表現できないですね。


きょうは フィルムカメラも持っていったので そちらで アップ目にして撮ったものに期待しましょう。


しばらく 仕事もないので 少し休憩したら また撮影に出ようかな。

カメラ趣味からピアノ趣味へ

とりおたです。
一度 カメラを やめたことは何度もブログに書いたので あれなのですが


やめたときの理由は 写真を撮ると 過去のものばかり見ることになって 過去へのこだわりが強くなり 今を生きることに気持ちが向かわなくなるのかな ということを考えてのことでした。


音楽は その瞬間だけ 存在するものなので
今を生きてる って感じでいいなと。


カメラをすべて売り払い、無駄遣いを 極限までおさえ、一生懸命働きました。


それで ピアノを手に入れ 夕方から夜にかけての仕事だったので 昼間はひたすらピアノの練習。完全なピアノバカになりました。


このまま行ったら もしかしてすごいかも と思った矢先に 仕事を失い ピアノどころではなくなりました。


なんとか 復活して でもピアノを置ける環境にはなかなかならず 半分あきらめていたときに ピアノを再び持てるようになりました。そうやってチャンスがまた来ていたところに


急にまたカメラをやりたくなったと。
それで始めたのがこの 月と二眼レフでした。


しかし、ピアノをしばらく弾かないでいたところ、大事なピアノが 調子悪くなってしまい とてもかわいそうになりました。ごめんねピアノくん。


手放すべきかな とも相当悩みましたが

考えに考えた末


もう一度だけ、ピアノバカになってみて、そのあと、改めて考えよう。


と思いました。でも、写真は やめません。


大事なものは 大事に していこう。


そんなふうに今は考えています。


思い出のピアノ記事3つのリンクを置いておきます。



ベルトーンピアノ

ベルトーンピアノとの出会い

イースタインピアノU型

主よ、人の望みの喜びよ

来年の抱負

とりおたです。
今年は 出かけられないストレスを 物欲で晴らした一年で 気がつくと 使い切れないほどのカメラレンズが集まっていました。





ローライ35




ローライフレックス スタンダード




ローライコード3




リンホフ ブロニカ




ジナーS




イコンタ軍団




イコンタ軍団




これで全部ではないですが 収納しきれず床に散乱している状態


これはあまりよろしくないと思ったので 数を減らそうとしていますが こんなものでもそれぞれに 思い入れというか こういう場面でこう使う みたいなイメージがそれぞれにあります。


ただなかなかその機会を作れない。


カメラを増やすより その分をフィルムを買って 写真を残すことを考えたい そういう気持ちになったので、


2018年の目標は カメラを買わない!


勘蔵じいちゃんというすごい88歳の人がいて、ドーバー海峡を息継ぎなしで渡るという目標を2018年にかかげたようです。それからみると低い目標ですが


売るならカメラ 買うならフィルム


という感じで頑張りたいです!


でも落とし穴があり 三脚とかは買っちゃうかも。

2017年を振り返る

とりおたです。
いっぱい後悔の残る この一年 どんな写真を撮ってきたのだったか。


ちょっと振り返って見たいとおもいます。


去年もそんなことしていました。


2016年を振り返って



それでは貼っていきます。




三つ峠 ご来光 元旦




元旦にご来光を見よう。と、頑張って夜中登って撮りました。今年は頑張るぞ!との気持ちをこめて。






ローライ35 白馬




ローライ35で撮った八方尾根。こんな素晴らしい写りなのに この日しかこのカメラを使わなかったという。もったいないことをしました。





車山高原 eos10d




この写真を載せた記事は 本当に 埋もれてしまったのですが、私自身では この写真は かなり納得いくものでした。600万画素のEOS10Dです。





ローライコード 白樺湖




こちらはEOS-1Dです。かなりの旧型ですが ニコンの古いレンズと 相性が良いとおもいます。





バニラエア 北海道の旅




北海道への旅もありました。ほんと振り返ると なつかしい。





らい久 岩見沢




北海道 キタキツネ




きっと 餌付けされてしまってる かわいそうなキツネさんです。なんとか 無事でいてくれるといいのですが。





北一硝子 小樽 喫茶店




旅から帰ると 仕事を2つ掛け持つという 久しぶりのチャレンジです。写真をなかなか撮れなくなっていきます。





ベリート ほとけのざ




ここで 100年前のレンズ ベリートがようやく 実戦に使えるように準備が整い 近所の雑草ばかり これで撮りまくる ベリート時代の幕開けです。





ベリート チューリップ




ベリート 夜景




ベリート 紫陽花



そして 初夏の 白馬にも行ってみました





白馬 6月




そして 写真をいよいよ撮れなくなり カメラを手入れする記事ばかりになりました。





リンホフ さび




神明の花火 ベリート




神明の花火 なんとかベリートで必死に撮りました。ほとんど失敗でした。





ヒガンバナ ベリート




ワイドフィールドエクター コスモス




北岳からの富士 iPhone5s




北岳 樹林帯 メスイコンタ




北岳に苦労して登ったら、山のことばかり考えて過ごすようになりました。





甘利山 星




仕事は結局 続かなかったのですが 無理に無理を重ねた成果として ニコンD610という 強力な相棒がやってきました。


振り返って見ると 案外 頑張ってきたな と そんなに悪い一年じゃなかったな そのように思いました。


いつもあたたかいコメントを下さる皆様 また 静かに見守って下さっている皆様 ありがとうございます(^^)


まだまだ たくさんのアイデアを あたためております。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

夏用の登山靴を 冬山で使うアイデア

とりおたです。


冬山専用の登山靴は、保温力も もちろんですが
アイゼン(ギザギザの 滑り止めですね)をつけたときの 安定性 外れにくさ みたいなことで やはりトータル的には ずっといいのですが


お値段もそのぶん とてもすごいので


年に一回行けるかどうかという冬山に そこまでかけるのも難しいな どうしたものかなと思い 検索に検索を繰り返し


ブーツカバーとかオーバーシューズとか呼ばれているものを使えばいいのかなというところまでは わかりました。


昔は、革の重登山靴に オーバーシューズを被せて使うのが 普通だったようですが


今は そうする人が減っていて なかなかオーバーシューズも 見つからないという話もあったりしましたが
ひとつだけ 見つかりました。


アライテントという テントの会社で作っていて まだ買うことができました。


防寒仕様になっているちゃんとしたものと 簡易的なものと ふた通りありましたので まずはためしに


簡易的な方を買ってみました。


しかし、やはり防寒性に不安が残ります。


悩んでいたら ひらめきました。


スキー用の マスキーをつけてみてはどうか?


マスキーとは スキー靴に被せて 保温性をアップさせるアイテムです。こんなの 効果あるの?と半信半疑で使ってみたら かなり効果があってビックリしたものです。





ザンバラン フジヤマ マスキー




こんな感じにつけてみました。スキー靴につけたときは、だんだん雪で濡れてきて、効果が半減するときもありました。


ところが





ザンバラン フジヤマ オーバーシューズ




こんなふうにオーバーシューズを被せて





ザンバラン フジヤマ アイゼン オーバーシューズ




友達から借りパクしたままの セミワンタッチアイゼンをつけてみました。まあまあ いい感じです。


しかし、マスキーとオーバーシューズのせいで、セミワンタッチの部分が しっかり止まらなく 歩いてるうちに外れそうな気配はあります。前後ともベルト式の 旧式なものを探したほうがよさそうです。





ザンバラン フジヤマ アイゼン




だんだんと つやもよくなってきました。


この方法で 冬の穂高に行けるかというと それは厳しいと思いますが、近所の小さな山でまずは どのくらい暖かいのか または冷たいのか 試してから 徐々に条件を厳しくしていこうかと思っています。また実際に使ったときに 具合を報告いたします。

暗闇の 恐怖に勝てず 夜登山

とりおたです。
星を撮る撮る詐欺になっていたのでずっと気になっておりました。


今夜は、ヘッドランプつけて 夜の三つ峠に登っちゃうぞ!と 勇んで出かけたはよいのですが


登山口に着いて 夜の闇が とっても心細くなりました。


まあそれはいつものことなのですが、今日の心細さは、なかなか打ち勝つには難しく、また風が強いこと、地面が凍っていることなど、言い訳がたくさん出てきて。


立ち止まって 考えます。進むか 撤退か。


登山口付近で 登ったり降りたりを繰り返し。


大きな 木の破片が バラバラにされているものを発見。ビビっているときは、これが、クマさんの仕業なのではないかという 強迫観念から逃れられなくなります。


そんなわけで撤退です。でも、せっかく来たので、駐車場で星を撮って帰ろう。





三つ峠 駐車場 星




今日は、試しに クロススクリーンフィルターを使ってみました。星の輝きが十文字になりました。


駐車場ですら おそろしいという始末。こんな中 過去に何度も登頂していることが 信じられません。


有森さんではないですが 自分をほめてあげたい。
ほんと 今日はむりだ。


でも ここから すぐ天下茶屋まで行けるので そこで富士山を撮ろうと。天気もいいから誰かいるだろうと思って行ったら だーれもいない。


天下茶屋近くのトンネルは 心霊スポットとして知られているそうです。そんなこと知らないころ、平気でバイクで夜中2時に通ったりしていました。


でもその頃も なんとなし怖い感じはしました。


なので 天下茶屋でも ビビりながらの撮影。クロススクリーンは、夜景をどんな風に写すのでしょう。





天下茶屋 富士山 夜景 クロススクリーンフィルター




これは ギンギラギンに さりげなくない。大げさ。





御坂 天下茶屋 富士山 夜景




フィルター外して撮ってみました。





オリオン座 天下茶屋




オリオン座が綺麗に見えたので 撮りました。
さすがに限界。もう帰ろう。


そのまま 清里方面へも向かい そちらの星景も撮ろうと思いましたが 睡魔に勝てず 帰ってきてしまいました。最近 とても心が弱くなったなと思います。


再び 勇敢に 夜の山に登れるでしょうか。なんとか次はリベンジしたいところです。