星を撮るカメラを探しています

とりおたです。
古いカメラが好きで、それだけあれば満足なとりおたなのですが、星を動かさずに(軌跡でなく、見た感じに)撮るためには、高感度の能力を持ったカメラが必要です。


手持ちの古いデジカメでは、高感度の性能がよろしくなく、画質は荒れ荒れになってしまいます。悩んだ末、最新の機材を新品で購入してみようかという気持ちになりました。


いままでに、たぶん100台くらいのカメラを買ったと思うのですが、全部中古です。(一般的にありえない数なのでしょうが、上には上がいます)


新品でカメラを買うことは一生ないかと思っていたので、ちょっとドキドキしながら、ネットでいろいろしらべて、ここは謙虚に初心者用、EOS kiss X9にしようではないか!と、そこまで決めて近所のキタムラへ。


そこで、店員さんが極めて詳しい方でしたので、日頃知りたかったことを全部聞いてしまいました。


kissだと、そこまでハードに使うことを想定していないので、あまり寒いところへ持っていくのはちょっと不安があるとのことです。


せっかく買うのにすぐ壊してしまってはもったいない。というか、一生保たせるつもりでkissでも使うのです、私の場合は。


kissで冬山を攻めてみました!みたいな、ネタとして挑戦するというのもありかなとは思ったのですが、その場では決めかねて帰ってきました。


欲しい性能を持ったものはやはり高額になり、なかなか手が出るものではありません。しかし、古いレンズと最新のカメラの組み合わせで、いままでにない写真表現が可能になるかもしれません。


とくに、フィルムしかなかった頃は、感度が一番上で1600。それでも粒子は荒れ荒れでした。増感現像というのもありましたが、さらに荒れ荒れに。


ところが今は、kissでも感度25600まで行けるとか。拡張でその倍まであるとか。ちょっと想像を超えた世界ですね。


高感度でも粒子が荒れにくく、寒いところでも耐えるカメラ。そういう条件を満たすものとなると数が限られてきます。高感度に関しては、やはり最新のものが良いようです。これ、古いもの好きの私としては残念ですが仕方ない。


あとは、① kissにして、初めてカメラに挑戦する方に役立つような記事を書く ② 高くても使用目的にあったものを選び、本気で写真集づくりに挑戦する


この2つで迷っています。どちらにしても楽しそうです。





月明かり ローライフレックス2.8E クセノタール




これは二番目の記事に載せた、「雪の花」と題した写真です。いまもう持っていないローライフレックス2.8Eで撮りました。中島美嘉さんの有名な曲が出る前につけた名前なので、パクリではないのですが
パクリになってしまったような罪悪感があります。


絞りは開放、感度64のタングステンフィルムを使い、露出はバルブで40秒でした。このころは人間露出計だったのでこんなことができました。今は迷いがでて、ヤマカン露出がとてもへたになりました。


写真と記事があんまり関係なくてすみません。

6 件のコメント:

ふうた さんのコメント...

雪の花いいですね~。とても魅力的です。とりおたさんと夜景の話をしてから、たまに夜に散歩してます。特に月を観察しながら、どんな景色を撮ろうかと夢を馳せてます。最近は満月に近くなって、明るいお月さまですよね。いまのところカメラも持たず散歩してますが、やっぱりバルナックは夜景に向いてなくて、夜景なら最新のデジタルなのかなぁとか思いいたっていた今日この頃でした。月と写真で調べると石川賢治さんという写真家の作品を見て、青い景色がまた魅力的だなと思いました。私は、バルナックとローライ35でしばらくはスナップ写真を撮りたいと思います。とりおたさんには、ぜひ、本格的な写真に取り組んでいただきたいと願っています。

とりおた さんのコメント...

ふうたさん、こんばんは。コメントいつもありがとうございます。ブログを書く励みになります。
夜景にも色々な撮り方があり、星が軌跡として流れていてもよいのであれば、フィルムカメラでもまだまだ素晴らしい夜景が撮れます。デジカメだと、電気ノイズや、長時間露光による熱ノイズなどが発生し、それを映像エンジンで後処理にて、取り除いているのだそうですが、フィルムの場合そうしたノイズが出ないので、むしろ夜景に向いている面もあるわけですね。ただ、あとからホワイトバランスを変えるなどということが難しいため、思った色を出したい場合、ゼラチンフィルターなどの色温度変換フィルターを使い、何度もテスト撮影をして、思った色を出すという、かなり大変な作業があります。あまり気にしないで、出てきた色を楽しむというのもまた方法の1つですよね。
またコメントの返しで長文になってしまいました。星を見た感じに撮るには、やはりデジカメが有利ということなのですが、わたしが本当に好きなのはデジカメではなく、やはり、古いフィルムカメラです。たとえば、二眼レフの裏蓋を外して、デジタルバックがくっつけられるようなことがあれば、使ってみたいですね。ハッセルの古い500シリーズにも、デジタルバックがくっつけられるらしいので、ハッセルをコツコツ集めようかと思った時期もありました。デジタルバックのあまりの高さにその計画はやめになりましたが。

ふうた さんのコメント...

とりおたさん、どうもです。なるほどですね。フィルムにはデジタルに負けない良さもあるんですね。ISO感度にあまりこだわらず、長時間露光を楽しむこともできそうですね。手持ちの機材で、撮ってみて、いろいろ工夫してみるのも、なんだか楽しそうな気になってきました。いつもアドバイスありがとうございます。

とりおた さんのコメント...

月明かりで夜景を撮るときは、感度100をだいたい使っていました。カラーネガで夜景を撮ると、なかなか綺麗に撮れず、露出がポジよりシビアなのではないかと思っています。(勝手なとりおた理論。おそらく誰も言っていない)でも露出がドンピシャに合えば、ものすごくきれい。そんなこと言っていたらまた撮りたくなってきましたね(^^)

ふうた さんのコメント...

人間露出計になれれば夜景もいけそうですね~

とりおた さんのコメント...

ふうたさんは必ずそうなると思います(^^)